20260726_141149

むくむくとありすわだちては見る。是又
刃えもむらありて、能にえたる所もあり
又少しもにえざる所もありて刃
境ににしなどのごとくなる細きす
ぢありて、うぶ刃出でたる物也。但し
是も古くなれば、うぶ刃はあるべからず
はばき下の刃大略そんぶんに焼さ
る物也。是中心に火を入るまできるめ
なれハすりあげ物などハよく焼くべし
さりながら上手の焼き残したるは
右の条々すくなし。されども何なり共
一色二色なき事ハ有べからず
一 湯走という事。 是ハその作々の
焼しほ包地違重ねて焼くるをその刃に
よって始の刃かげのこり必に重刃
出でたる物也。此二重刃の心は境に