都合山の保全作業
毎年、春には都合山の保全作業があります。このところ、スケジュールが重なり出席できていなかったので、今日は参加させていただきました。
朝早く、車に刈払機を搭載して発進。
一路黒坂を目指します。
朝の澄んだ空気に気分は快適。
スマートなジャズを聴きながら山道を走ります。
駐車場にはすでに数台の車。
挨拶をして8人で遺跡を目指しました。

都合山の草はまだ伸び始めで、草刈りもそんなに大変ではありません。
金池、通路、大鍛冶、高殿、胴場、次々と刈払って2時間ほどで作業は終了しました。
途中、山内集落の長屋があった跡を歩いてみます。
この外れにもう一つたたら跡があるとの情報を確認したかったのです。
いまのところ、明治の近藤家。江戸末期の西村家。そして室町の遺跡。の3か所が発掘されています。
第4の遺跡が見つかれば、また年代経過がはっきりしてきます。
そういえば、黒坂緒方家文書によれば江戸時代に緒方家が太田正蔵から都合山を買い取った記録があります。
そうすれば、鉄山師である緒方家の遺跡も当然あるはず。
都合山鉄穴を緒方家が買い取った記録もあります。
絶対に緒方家の遺跡もあるはず。
(ひょっとして、その上に近藤家や西村家が炉を作った可能性もありますが)
村の跡には瀬戸物のかけらや鍛冶滓などが落ちていて、山際には平坦地もいくつか造成されています。
うろうろしてみたのですが、藪が深く、結局村はずれの遺跡は確認できませんでした。
草を刈り取ってきれいになった都合山遺跡ですが、遺跡指定エリアを一歩外に出るとまだまだ草と謎は多いのです。

