このところのたたらガイド
先日のいきいきひのふるさと祭りでのガイドに続き、今日は日野町教育委員会の要請で、青少年育成会の先生方へガイドをしました。お客様を待つ間、野原健一先生から頂いた本を読んでいました。
製錬滓と鍛冶滓の見分け方、成分の違いなどが論文になっています。
また、鞴を置けないほど狭いところで、山中にある製鉄遺跡の説明。
これは山中を吹き降ろす風を使うための構造だと書いてありました。
先日、日南町で見た遺跡によく似た構造でした。
これで土師器でも出てくれば大発見になるのだが、、、、、、と思ってしまいました。
そうして読み進んでいくうちに、何やら玄関が騒がしい。
ゆっくり読書もできないぢゃないか。 (-_-メ)
と思っていたら本日のお客様たちでした。
(o*。_。)oペコッ
時間もないので間髪を入れず説明を始めます。
しかしなかなか言葉がうまく出てこない。
しばらくたたらの楽校ガイドをさぼっていたので、脳みそがさび付いているようです。
人の名前、本の名前などが出てこないのです。
今日なんか、八岐大蛇が出てこなくて苦笑いしてしまいました。
これは資料映像
それにしても、大人の方にガイドをするのはすごく気持ちいです。
砂に水が浸み込むようにという表現がいいのかどうかわかりませんが、私のガイドが綺麗に皆さんに吸い込まれていく感触があります。
皆さん身を乗り出して聞いてくださいます。
あっという間に持ち時間を使い切り終了となりましたが、うまくガイドできたと思います。
ガイドご希望の団体は日野町教育委員会に押しかけてください(笑)。
要予約で不定期にガイドします。