奈良県の春日大社で、「最古の日本刀の世界 安綱.古伯耆展」を開催中なのをみなさん御存じでしょうか。

春日大社では平成29年、宝物殿の屋根裏にあったとされる古刀の鑑定の結果、それを古伯耆物であると確認しました。つまり平安~鎌倉期に作られた安綱の一門の作であると断定した訳ですね。そして、現在の伯耆国領主 鳥取県知事も春日大社においでになり、いろいろ話し合いの結果、今回の古伯耆の刀剣展示をやってみようかということになったらしいです。

なんたって国宝、重要文化財に指定された古伯耆物の刀剣をほぼすべて集めて展示してしまおうという空前絶後、前代未聞、先代未聞、破天荒解、焼肉定食なこころみなのです。

我々伯耆国たたら顕彰会としても行かないわけにはゆきません。

ということで、季節君を先兵として五人で伯耆国を出発することになりました。(すでに日南町長、教育長、日野町長や鳥取県知事をはじめとするお偉い皆さんは開会日に出陣しておられます)

1月13日。あさ6:30.まだ暗いうちにたたらの楽校前に集合し車に乗り込みます。季節君は方向音痴で絶えず道に迷い続けて人生を歩んできましたのであてになりません。それなのに季節君が運転手をして出発となりました。

カーナビは春日大社にセットしてあります。

江府インターからワイワイ言いながら米子道に載ります。

「あれ、いまゲートを間違えなかった?」

同乗者の声に一瞬にして場が凍り付きます。

ETCを通らず一般ゲートを通ってしまったようです。

えらいこっちゃ。しかし、逆走するわけにゆかないので蒜山インターまで行きます。

訳を話すと、こういった事例はしょっちゅうあるらしく、いとも簡単に対応していただきました。

やっぱり季節君は信用ならんなとのご批判を浴びつつ、気を取り直して大阪を目指します。中国縦貫道のサービスエリアで、道路事情に詳しい皆さんに運転を交代しながら、高速を乗り継ぎ生駒山までやってきました。

意外にもガラガラに空いた道路を奈良市内まで快適に進みます。

ここまで順調だと恐ろしいくらいです。
suzaku


そして、春日大社迄あと一キロというところで、突然現れた自動車の壁に行き先を阻まれます。

見えるのはバスの後部ばかり。カーナビでも道路が赤く表示され、渋滞発生の表示。

道路信号は赤から青に変わりますが、車は一ミリも進みません。左右の枝道からも侵入者が溢れ身動きできなくなりそうです。

季節君一行危うし!
つづく