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広島大学の文学部内にたたら研究会の事務局があるのは皆さんご存知だと思います。


毎年日本各地でたたら研究会が開かれるのですが、今年は鳥取県米子市で開かれました。


 


米子市教育委員会が共催、伯耆国たたら顕彰会が後援しています。


伯耆国たたら顕彰会が後援してもたいしたことはないのですが、事例発表と視察のお手伝いをしています。


 


というわけで、米子市ふれあいの里に季節君も行ってみることにしました。


いつも方向音痴で必ず道に迷う季節君です。先週も広島に行くのにずいぶん道に迷ってしまいましたからね。


今回は道に迷うことも想定して早めに家を出ます。


 



そして、、、、、なんと順調に会場に到着、1時間も早かったのでした。


看板を見て、間違いないことを確認して会館に張ります。


 


会場では知った顔もちらほら。


広島大学の古瀬先生や野島先生もおいでです。


鳥取県教育委員会の大川氏や坂本氏も準備をしておいででした。


 


エレベーターでは穴沢先生と同乗してしまいました。


そのほかにも日本を代表する先生がたを間近に拝見できて夢のような気分でした。


 


いろいろ挨拶しているとあっという間に時間がたち、開会です。


 


野島先生のご挨拶の後、季節君も「ようこそ鳥取県へおいでくださいました」と歓迎のご挨拶をさせていただきました。


 


さっそく論文発表が始まり、トップバッターは私の知り合いが古代から中世の鳥取県のたたら遺跡発掘状況を発表。


 


2番目も知り合いの研究者の方が、近藤家文書について解析をしておられました。


また、写真にある模型を探しておいでです。福岡山などあちこちのたたら場は模型の写真がありますが実物の存在が不明です。都合山の高殿模型が奇跡的に存在し発見されたりしたこともあります。


もしご存知の方は教えてください。


 


 


3番目に季節君が伯耆国たたら顕彰会の活動事例の報告。なんと古瀬先生からがんばってるねとじきじきのお褒めのお言葉を頂きました。


 


わーーーーい \(*^▽^*)ノ です。


 


次に角田先生が朝鮮半島の砂鉄精錬と箱型炉についてその日本への伝承の可能性を分析されました。


 


おもしろいお話が一杯でしたが、季節君はこの後、家庭の事情で会場を去らねばなりませんでした。後ろ髪を惹かれる思いです。


 


なお、明日は伯耆町の鋳造の遺跡、根雨の近藤家周辺、江府町の川平山遺跡と見学コースが組まれています。天気もよくいい視察になりそうです。