平成のふいご祭り
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私たち伯耆国たたら顕彰会も、ゼロからスタートして今年で5年を迎えることとなりました。
そこで何か記念となる事業をしようと思い立ってしまいました。
立ってしまったものは仕方なく、また座るわけにもゆかないので事業を企画中です。
名付けて
平成のふいご祭り
わ~い♪\(*^▽^*)/\(*^▽^*)/\(*^▽^*)/わ~い♪
えらいことでございます。
何がえらいのかよくわかりませんが、昔、たたら場では鞴祭りという言うイベントがあったそうなので、今回はそれにあやかって平成のふいご祭りと銘打ってみました
鞴祭りとは
(鉄山必要記事より要約)
第7巻1項
昔、いつの頃のことかはわからないが、11月8日にとある鍛冶屋にお客様があった。
膳を出そうとしたときに突然、欠落者が飛び込んできた。
追われているのでかくまってほしい。
とっさの思いつきで鞴の蓋をとった。その中に逃亡者を入れ、蓋をし注連縄をして善と酒、灯明をして恭しく拝礼していた。
そこへ武装した追手がやってきて、欠落者がいるはずだと家捜しをした。
しかし見つけることはできず、鞴の中にいるはずだと確かめようとした。
しかし、鍛冶屋は『今日は神聖なふいご祭りの日です、調べるのなら明日にしてください』と言った。
追手が帰った後、鞴をあけてみると何もなくなっていた。
しかしその後、この鍛冶屋はだんだんと栄えることとなった。
そこで鍛冶屋では11月8日は鞴祭りとして仕事を休み、鞴に酒食を備えて祝うことにした。
最近(江戸時代)では、京、大坂、江戸などで鉄を扱うものは鞴祭りをするようだが、たたら場では今までどうり、鍛冶屋だけが酒を飲み仕事を休んでふいご祭りをする。
ということでありますが、私たちが行うのはこれとは違って現代風の若者にも受け入れられて、今後の事業の担い手獲得にもつなげたいイベントであります。
期日は10月3日
おおっ!イベントにふさわしい文化の日ではありませんか。
会場は日野町役場前駐車場
内容は
ミニたたら(砂鉄製錬)の操業
ステージイベント(我らがテーマソング カナクソの歌の発表ほか)
郷土料理 ジャブ汁の各地域作の無料試食会
紙芝居
地元産野菜の即売会
などを企画中です。