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GWのことですので、季節君も世間の民族大移動に乗じて、どこかに行きたいと思っていました。


そこで、かねてから行きたいと思っていた奥出雲たたらと刀剣館と金屋子神社に行くことにしました。


以前も近くまで行ったことはあるのですが、師匠のインディー氏が『わしは行ったことがあるけー、やめじゃ』と言って取り合ってくれなかったのです。



そこで、この連休を利用してゆくことにしました。と言っても根雨から半日あれば行って来れるのです。


阿毘縁を越えて横田に行くと、確かこのあたりのはず。。。


カーナビの真理子さんが意地悪をして詳しい道を教えてくれません。


いつまでも同じところをぐるぐる回っているので、真理子さんの策略にまんまとはまってしまったようです。


(ノ_・。)


地図と感を頼りになんとか刀剣間に到着。


ヤマタノオロチのモニュメントが聳えていました



入ろうとするとこんどは携帯が鳴ります。


インディー氏からの電話『いまから遺跡調査に行くから共をせよ』


親分の嫌がらせもなんとか振り切り、刀剣館へと参ります。


地下構造模型の実物大は本当に迫力があります。


高さ4メートルもあるのです。


私もミニチュアを作ったことがあるので、この模型がいかに金が掛かっているかがよくわかります。


この施設の展示の目玉ですが、十分に迫力がありました。


実際にこれだけ巨大なものが地価に構築されているのですよ。


地下でなく立体にしてみるとその巨大さが良くわかりました。



奥出雲は、日本美術刀剣保存協会がたたら創業をして鋼を作っているところですので、日本刀には切っても切れない土地柄。


展示されている日本刀の数々にも目を見張ります。


このところ、季節君はたたらが実在した時代の小説を読むようにしているので、刀には目が行くのです。


本差はもちろん知っていますが、脇差というのが思った以上に大きいのにびっくりしました。


1尺以上2尺以下というのですから、60センチでも脇差なのですね。


侍はこんなに大きな刃物を普段から2本も持ち歩いていたのですね。


信じられないです。



それから、意外と知られていない、30センチくらいの小さ刀を目にしました。脇差がこれくらいかと思っていたのです。




ケラの実物も見ました。(断面が金属鉄なので鉧に間違いないです)


銑鉄が意外ときれいにぎんぴかなのにも驚きました。


きょうは、机上の勉強だけでなく本物も多く見ることができて満足です。


 


しかし、これだけの施設を運営するとなると大変でしょうね。