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地下構造の模型を制作中です。


製作に悩むとあちこちの資料を探したり、実際に都合山を発掘された角田先生にお尋ねしたりして作業をしています。


俵国一博士も都合山については操業当時の調査をされたわけで実際に地下構造まで発掘されたわけではありません。


博士の古来の砂鉄精錬法の本には床釣り(地下構造)のモデルとして石見地方のたたらの地下構造を載せておられます。


明治期の床釣りはどこともかなり酷似してはいるのですが、微妙に材料が違ったりしています。


排水路にしても縦ばかりでなく横だったりもします。


しかし、こうして調べてゆくうちにかなり勉強にはなりますね。


大舟も小舟と一緒に木材を充填して土でふたをし、焼き尽くしたようです。その後、大舟の地上ふたの部分は壊してさらに灰すらし(木材を焼いて炭を充填する)をしたと書かれていました。


ふむふむ、、、とても手間のかかる作業ですね。


とおもったら、たたら操業の経費の8割は床釣りを作るのに費やしたそうです。


地下4メートルにも及ぶ保温構造。これこそが日本のたたらが1500度の温度を維持できた秘密のようです。



本日、模型も大舟に木炭の灰を充填し季節君の担当部分はほぼ完成です。



 


小石集めから粘土堀り、井出さらいをして砂利を集めたり木炭を作ったり砕いたりといろいろ苦労もしましたが、やっとひと夏かけて季節君の役目も果たせたかなと思います。