高殿模型の修復展示について
- カテゴリ:
- 総合
今日、季節君は鳥取県日野県民局にうかがいました。
県民局の幹部の皆さんに現在の伯耆国たたら顕彰会の活動状況をお話し、今後のご協力をお願いしました。
そして台風の中、以前からお世話になっている鳥取県教育委員会の文化財スペシャリストさん(妻木晩田の所長もしておられます)と上菅に行きました。
(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-
お忙しい中、いろいろアドバイスいただきありがとうございます。
上菅の体育館には高殿模型が安置されています。
これの修復方法についての検討をするためです。
これって、でかいです!
実際の建物の10分の1模型です。
横幅が2メートルあります。季節君の身長より大きいのです。
都合山の高殿を明治30年。俵国一博士が調査され図面を残しておられます。その図面をもとに和鋼記念館が青戸鉄太郎に依頼して作らせたものです。
当時は和鋼記念館のシンボル的な展示物であったのですが、これを倉吉の斎江記念に贈呈したという由緒正しきものです。日本にある高殿模型の原型にして最古のものであると思われています。
流石に人形作家の作品です。村下や炭坂といった人の模型はすばらしく出来がいいです。
6月末に根雨楽舎が建物修理のため閉館するのを機に、この模型を根雨に持ち帰り修理展示しようと思います。おそらくその模型修理風景も日曜は見学できるようになりますのでお楽しみに。
なお、このブログと連動して日野ごよみでも掲載される予定です。