舟場山の撮影でした。
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本日もテレビ取材です。
最近発見した舟場山鉄山内遺跡の取材でした。
発見といってもそんな大げさなものではありません。
昔から地元のかたはご存知でしたが、鳥取県の調査報告書には未記載であったものです。
あまりに石垣群が大きく、たたら場だとは思われていなかったためでしょう。
周囲200メートル以上にわたって山内が構成されています。
かなり高いところに石垣が作られているために田んぼではなさそうだなって見当は付きます。
そして一番奥まったあたりにカナクソが出るのでたたら場であるのは確実です。
出雲街道沿いに作られたたたら場なのでこれだけ大きくなったのでしょうね。
おそらく住宅や事務所、それに川沿いの平地は農地であったろうと思われます。
鉄山墓の記録を読むと江戸時代から明治にかけて100年以上にわたって創業されています。
こんな遺跡が伯耆の国にはまだまだたくさん残っているのですね。
(都合山、砺波、谷中山、呼子山などなど、、)
皆さんも見学に来たいと思いませんか。
個人所有なので許可を取らないといけないところもありますが、ガイドや地図などの資料も準備したいなって思っています。