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10月7日から12月18日まで島根県立古代出雲歴史博物館では「たたら製鉄と近代の幕開け」展が開催されています。


そしてその期間中、たびたびフォーラム等も開催されます。


毎回でも出かけていってお話を伺いたいのですが、開催日はいつも決まって土曜なのです。


私は仕事の都合から土曜は出かけることができないので、日曜に展示会に行きました。



今回は出雲大社正面からまいります。大鳥居をくぐって参道右手が博物館です。


多くの人が出雲大社には参拝しておられ車の置き場に困るほどでした。若い人が多くて活気があっていいですね。


博物館の駐車場はかろうじて空きがあり車をおくことができました。まずは腹ごしらえ、お向かいのお蕎麦屋さんにて釜揚げそばを頂きます。薄ら寒い今日のような日には美味しく温まることができます。あっさりしていて、日ごろ暴飲暴食の季節君のお腹にも優しいのです。



そして小雨降るなか小走りで博物館に向かいました。


常設展は許可を受けて写真を撮ることもできました。


なお、筆記用具は鉛筆にしてくださいとのことでありました。さらに尋ねてみましたが、残念ながら知り合いのK学芸員さんはお休みでした。


出雲大社の発掘された巨大柱や古代の社の復元模型が立派です。



それになんといっても驚きなのがこの銅剣の数。これだけのものがあるということは、古代出雲王国がいかに巨大なものであったかをうかがわせます。この出土品の多さや妻木晩田、青谷上寺地の弥生遺跡の巨大さが古代山陰の繁栄を物語っているのでした。



いくつかの出土された鉄製品は年代は書かれていましたが、特に古いもの(紀元600年以前のもの)は輸入鉄と考えるのが適当でしょうか?妻木晩田の資料館では鉄については輸入鉄か倭鉄かの表示もありました。季節君は製鉄についての勉強中なのでそのあたりがみょーに気になります。


そしていよいよ企画展へと突入いたします。


つづく