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日南町民大学講座という勉強会があります。伯耆国たたら顕彰会もお招きに預かり今回出かけてまいりました。


小雨の降る夕暮れ、役員5人が乗り込み根雨を車で出発。途中、活動状況や情報交換にわいわいがやがや。路に迷いもせずあっという間に日南町に到着です。


ホールでほかの役員さんたちと合流し、講演が始まります。


鳥取大学の岡本先生による鉄とたたらに関する講演でありました。


初めに地球の35%は鉄でできていること、古代は隕鉄から鉄器の使用が始まったこと。


アジアでの古代鉄生産からの変遷。さらに地球にある鉄鉱石を使っての製鉄のしくみ。日本にあるような砂鉄を使っての製鉄方法などお話は多岐にわたります。朝鮮半島にもすばらしく上質なマサ砂鉄があるそうです。


後半部分では山陰での鉄の歴史。最後に小説TATARAも紹介していただけました。


今回のお話を伺って鉄についてだいぶ理解が進んだように思います。


 


このところ、伯耆国周辺でたたら製鉄に関する講演会が多くあり、そのたびに少しずつ季節君は賢くなっているようなのですが、気のせいでしょうか?