カテゴリ:

2日目は朝10時から開演されます。それまでに根雨の町を散策された先生方は側溝に大きなハンザキ(オオサンショウウオ)や尺山女魚がいるのにびっくりしておられました。


側溝に錦鯉がいるのはよく観光地で見られますが、ハンザキや山女魚が泳いでいたほうが意外性がありおもしろいのかもしれません。見栄えはしませんが。。。 


10時からの講演はやはりほぼ満席。葛西先生の花崗岩の出来方や、それが風化してまさ土になること。マサを流して砂鉄をとることをかんな流しということ。マサ土の中から砂鉄を採るわけですが結果的にはマサ土の中には0.5%程度の鉄の含有量しかない計算になり効率が悪いこと。


さらに地主との鉄山林(樹木)の売買や、砂鉄採取時の地主とかんな師の取り分比率の解説。大地主になりこの原材料費を抑えることができた近藤家が結果的に永らえたことなどをお話いただきました。


さらに地元の方のフィールドワークの報告を頂き2日目は無事終了。2日間で述べ100人を超える方がおいでになりました。


 


やれやれと根雨楽舎に帰って、昨日の戦いの片づけをしていると、お客様がおいでになりました。


はい!いらっしゃいま、、、、せ~~」 (@_@;) いきなり空気が緊張します。公文書館の研究員さんと岡山の著名な先生のご来館でありました。この先生が都合山や砺波の研究書(後半の資料部分)を出筆されたご本人であります。あわてて近藤家さんに電話したところ、近藤さんもご講演いただいた葛西先生と接客中だとのこと。せっかくのチャンスだから何とかK先生と有意義な話をしようと思うたび頓珍漢な話ばっかりする季節君。。この夢のような時間を無駄にする大ばか者の季節君でありました。 Il||li _| ̄|○ il||li


その後、近藤さんや葛西先生もおいでになり、顕彰会の事務局や副会長もおいでになりいろいろと情報交換をさせていただきました。今回は、山形、東京、岡山、島根などで研究をしておられる普段はとても私たちはお会いできない著名な先生方とお話させていただき大変ありがたかったです。


こんどお会いするときは ばーべQの席を準備して名産の鮎を食べていただきたいと思いましたね。


 


貴重な場を作ってくれた伊藤先生、ありがとう。そして皆さんお疲れ様でした