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8月20日、伯耆国たたら顕彰会事務局通称ようちゃんは石見銀山関連講座「田儀櫻井家の製鉄業と石見国」の講座を聞きに出雲市へ出かけた。自動車道無料区間と国道9号線を利用していく計画であった。


しかし、松江西ICで9号線に回らなければいけなかったが、うっかり有料区間へ。仕方なく1区間走り宍道ICで降りることになった。その後9号線を走っているつもりだったが、なんか変だな?左路側帯に車がたくさん駐車しており何かイベントをしているのかな?ふと右を見ると田圃が一面まっきっき(真黄黄)写真のとおり。20日(日)の山陰中央新聞に掲載されていた斐川町のひまわり畑であった。松江西ICで降りて9号線を走っていたら見ることは無かったなぁ。


 


 


田儀櫻井家の経営はたたら場も数箇所あったが大鍛冶場は宮本鍛冶屋敷に集中され、製品化されている様子。又、伯耆国(赤崎・淀江あたり)からもズクを仕入、製品化して石見国(石見銀山等)・北陸(能登国)あたりに販売していたようである。鳥取県日野郡江府町の鉄山師、下原重仲の「鉄山秘書」によると「小鉄7里に炭3里」といわれ、砂鉄は28km、炭は12km以内で調達しないと採算に合わないと言われ、奥日野・奥出雲地方では製鉄所・大銅場・大鍛冶場・小鍛冶などを備えて経営していたが、田儀櫻井家の経営は少し違っており、参考になった。奥日野・奥出雲地方は大阪が消費地であったからだろうか?


写真・ビデオ撮影の許可を求めたが断られたので、この日はひまわりの写真でご勘弁を!