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たたらの楽校根雨にお客様でした。


古民家研究会の先生と雑誌キラリ山陰のプロデューサーさんでありました。


以前にもおいでになった方たちですが改めて出店近藤の建物を見ていただくことになりました。


私たちはただの古い建物でどうしようもないなーなんて思っていましたが、このお二方はその古い建物を見て非常にテンションが高かったのです。そしてあちこちを説明していただきました。



この部屋は、床の間が 襖床(ふすまどこ) といって格子を壁にしつらえ、その上に古紙を張りさらにその上に絹を張るといった手の込んだ壁のつくりをしてあるようです。


w(°0°)w オォー


さらに畳床になっています。



天袋に張ってあるから紙は 京唐紙 と言ってこれだけで5万円くらいはしそうだと言うことでありました


(゜ロ゜)ギョェ


床柱はたけのこ七つというんだそうです。木の年輪が七つでる様にあつらえてあり縁起を担いだものらしいのです。



かまちは細つくりながら漆塗りで仕上げてあります。


1階2階とも左右非対称に作ってあり格子などのデザインも変えてあっておもしろいらしい。これは近藤御本家のお屋敷も同じ様式が見られるそうです。


そしてもうひとつ驚いたのは、こんなところがこの建物の見せ場だとおっしゃいました。


 


きれいにしてライトアップさせるとよいでしょうとのアドバイスであります。


どちらにせよこの建物、材質は非常によい物が使ってあり、庄屋を束ねる大庄家(本庄家)にみられる造り方が随所に見られ大切に後世に伝えるべき建物であるとのことでした。古いだけに見所も傷みも随所にあり(笑)修復するにはかなりかかりそうです。ぜひ手遅れになるまでに修復をと思います。


 


さいごに『今日はいろいろと見させていただき、ずいぶん楽しませていただきました』とお二方がおっしゃったのが印象的でした。


ちなみに近藤ご本家のお屋敷は元治元年、出店近藤は3年下がった明治元年の建築だそうです。