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本日はある筋に義理があって宣伝活動をします。どうぞ最後までお付き合いください。


昨年まで奥日野のたたら遺跡の発掘調査が行われてきました。もちろん都合山砺波のことであります。それがひとつのきっかけでわれわれ伯耆の国たたら顕彰会が活動を始めたわけでもあります。その調査報告書が『都合山炉の研究』という本になっています。それで昨日、偉い方から『季節君に指令である。この本をさっさと販売して欲しい。なお売れ残ったら容赦はしないからね』というきつ~いお達しがあったのであります。



都合山といえば、明治時代に東京帝国大学の俵国一博士が、当時洋鉄に押されて衰退していた倭鉄生産をこのままなくなってしまう前に資料に残さなければいかんな。と調査されています。科学者の調査資料の残った数少ないたたら場なので、再調査して現代の科学でさらに分析してみたい。ということになったのです。


調査されたのは角田先生。江戸時代からのたたらを踏襲し山内全体が良好に保存されている。そしてかつてあった日野郡のたたら製鉄の実態をよく示している。とおっしゃっています。


本の発行元は鳥取県文化財保存協会です。たぶんこの本を売ってそのお金で次の調査をなさるんだと思います。絶対季節君のようにこの売り上げで一杯やろうなどとは思ってはいらっしゃらないでしょう。だから安心して買ってあげてください。1500円だったと思います。カラー写真や図面も豊富にあります。一家に一冊、家内安全商売繁盛のご利益ももれなく付いてきます。日野町と日南町のたたらの楽校で販売しております。だから買ってあげてください。おねがいします。


それから、4月になってたたらの楽校根雨楽舎開館しています。冬の間は寒さのあまりスタッフがみんな冬眠していました.。o○毎週土日。祝日はオープンします。時間は午前10時~午後4時です。団体さんやガイド希望の方は日野町商工会に予約してください。運がよければ予約がなくてもガイドがいます。ガイドは今年も無料ですヽ(^◇^*)/ ワーイ