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いやはや今日はとても寒くなりました。この冬一番の寒さであります。雪が激しく降り始めたので、あわてて庭の池に雪よけの覆いをかけました。鯉も寒くてじっとしていました。
これで春まで大好きな錦鯉の鑑賞はできません。冬眠した鯉には餌はやらないのです。これから4ヶ月の間絶食です。食べることと飲むことを生きがいにしている季節君にはとても耐えられませんね。
そういった意味では鯉はりっぱですね~。

で、池の手入れをしていたら寒くて手が真っ赤になってしまいました。しかし、ですよ。
砂鉄を採るための かんな流し は秋の彼岸から春の彼岸まで。つまり、真冬のさなかに川に浸かって砂鉄を採っていたわけですよ。もちろん、長靴もネオプレーンの手袋もなかったわけですからその作業は壮絶だったと思います。ましてやたたら場となったのは山奥ですから雪の深いところでの作業だったでしょう。ときには山崩れで事故もあったようです。昔の人は辛抱強かったんですね。


ちなみに、日野川水系では稲作に悪影響がでないようにと、この かんな流し の期間が決められていたんだそうです。
神様。季節君を今の時代に生まれさせてくれてありがとうございました。