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きょうはたたらの資料館『根雨楽舎』に行きました。
ある団体さんがおいでになるというので待っていたのです。
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この建物は、出店近藤といって明治元年(150年ほど前)に建てられ実際に近藤家が手代さんの詰め所として使っていた建物です。
しばらく待っていると4名様がおいでになりました。早速名刺交換してお話していると、なんかちがう?
予約のあったお客さまではなく、ある研究機関の方が偶然おいでになったようなのでした。
雑談をしていると、古文書を研究しておいでだとのこと、急遽2階に上がっていただき、壁紙を見ていただきました。
すると、むしろこちらのほうを面白がっておいででした。
近世の文書ですねとか、この幅なら7段に張ってあるはずだし、厚みもかなりあるので面白いものがでるかも。。。と。。。さすがにプロです。さすがに研究者です!
なんか、自分の身内をほめられたみたいでうれしかったっす。
もし、改装したり壊したりするときには、こういう方にいちど見ていただいて、保存するかどうかを判断したいですね。というか簡単には壊してはいけないなって思いました。

いろんな方といろんな方向でお話できて感激でした。
さいごにこの日野谷の史実を細かく調べ小説にしていただきましたと小説『TATARA』のお話をいたしましたところ、1冊づつ頂きますとお買い求めいただきました。

お客様をお見送りして秋の日差しを浴びていると、今日もいい仕事をしたぞってほのぼのと満足感の季節君でした。
d(>_・ )グッ ジョブ!

でも、この日はこれだけでは終わらないのでした。
さらに 根雨楽舎はこのあと大変なことに (後編につづく)