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先日、日野町観光協会主催の『日野の名の由来』の講演会がありました。
そのなかで、大和王国時代(大和朝廷のこと)は日本は大きないくつかの豪族が治めていたことを知りました。その豪族が大和の豪族に送った貢物が三種の神器となって残っていることから出雲地方に大きな豪族が有ったことがわかっています。
そして、出雲からの貢物が三種の神器のうちの草薙の剣であったことから、当時盛んに製鉄が行われていたことがわかります。
出雲の風土記によると、出雲の国のとなりは『ひの国』であると記載されています。
つまりその太古の昔から当地は『ひの』と呼ばれていました。

『ひのくに』つまりたたら製鉄のための火を操る部族がこの地にいたであろうと推測されています。
このような神話や古代史から私たちの住む町の古代史を考えるのもとても面白いものです。
まだまだ、金持神社や金持景藤の背景から たたら製鉄とのかかわりもいろいろ考えられています。
わたしも今回、商工会の全国展開事業にかかわり たたらの勉強をするようになりました。ようやくその入り口に立った程度なのですがまだまだ たたら製鉄と郷土の歴史をさぐってみたいと興味が湧いています。