日南町美術館 刀剣展 に行ってきました。

最初の部屋は短刀だったので、さほど気後れすることもなく、何気なく見学。

そして次の部屋に入ると、そこは長寸の日本刀。

ずらりと10振りが並んで壮観です。

 

しかも、重要美術品クラスの刀剣ばかり。

その迫力に、刀の事は何も知らない季節君でさえ、たじたじです。

 

研磨師の森井偲訓さんが選ばれた刀なのですが、これだけの名刀を揃えることはちょっとやそっとではできない事です。

森井偲訓さんと、この企画をされた増原町長さんの思い入れが感じられる刀剣展でした。

じっと刀に見入っているといつの間にか時がたってしまいます。

刀剣についてはファンが多いので、会場のお客さんもかなり多かったです。

するといつの間にか、森井さんが会場においでになり、お客様に対して刀の説明をしておられます。季節君も思わず聞き入ってしまいました。

ぎらりと眩い現代刀と違って、地鉄の深い黒の色合い。それに浮き出している模様。古い刀の落ち着きを感じました。

一番奥にあったのが、浜部壽格(はまべとしのり と読む)

鳥取出身で江戸時代を代表する刀工です。

この人は、幕府からの命を受け、江戸で作刀をしたと言われており、実際に刀の銘にもそれが書かれています。

そして、浜部壽格の背後にあったのは良鉄の産地、奥日野。

彼の作品の多くに印賀鉄造之、 以伯州鉄(伯州とは伯耆の事)などと銘を刻まれており、季節君はこれを見ただけでぞくぞくするのです。

しかし、残念ながら、日南町の展示ではその銘の部分が裏側になっていて見えませんでした。

鉄を使ってこのように美しいものが作られるのです。刀のことはわからずにいた季節君ですが、その美しさが少しわかったように思います。

bijyutu