さて、いよいよフォーラムの当日となりました。

楽屋には、各地区の代表者が到着し発表の用意を始めます。伯耆国、陸前国、出雲国、備中国、安芸国、播磨国の皆さんです。

9時50分になり、楽屋に呼び出しがかかりました。各人の持ち時間は12分。

他の講演会で、発表者が持ち時間を大幅にオーバーし講演会がグダグダになった経験があるので、皆さん時間厳守で行きましょうねと申し合わせます。

季節君は、この日の為にストップウオッチを買ってきました。

 

ステージの袖に入り、緞帳の裏にスタンバイ。

すでにステージ上には季節君の作ったパワーポイントが表示されています。

「それでは、各団体の事例発表をしていただきます。最初に伯耆の国たたら顕彰会にお願いいたします」

カッキ―ン ! ∑( ̄Д ̄ll)

このひとことで、季節君の緊張は極限に達します。

えっと、一歩目は右足からだったっけ。

足がなかなか前に出てくれません。

それでも、ステージ壇上に立ち、とりあえずストップウオッチをスタートします。  

何か言わなくっちゃ。

(-_-;)

「伯耆国たたら顕彰会です。そもそも日本の鉄造りは……」

詰まりながらも、ひとこと声が出ると緊張もほぐれ、何とか話続けることが出来ました。

話し終え、「以上です」

と言った途端にまた緊張。

会場の拍手に促され、これで帰っていいのかしら?

バックで帰ろうか、回れ右をしようか……

ストップウオッチの時間は12分01秒を指していました。

 

客席に下りて次のみなさんの発表を聞いてみると、それぞれの団体で全く取り組みが違います。

行政が発表されたのが島根県。流石にスケールがでかいです。
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教育委員会が発表されたのが兵庫県

広島県はあの手この手で攻めますが、組織が小さいのに善戦しておいでのようです。

新見市はすごく熱く滾る血を感じました。

岩手県は鋳物師さんがおいでで、話が具体的で参考になりました。流石に鉄のプロフェッショナルです。いろいろ聞いたり見学したりしてみたいのですが、岩手は遠いからな~

 

講演が終わり、控室に帰る通路で高橋秀樹さんを見かけました。

次の講演は角田先生と石村さんの講演です。

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角田先生の講演はたびたび聞いています。石村さんはいろいろな産業とたたらとのつながりを有機的に説明されました。

 
つづきます。