先日、根雨の近藤家住宅が鳥取県指定文化財にふさわしいと文化財保護審議会から答申が出ました。
鳥取県西部には近藤家ゆかりの建造物やたたらの遺跡がごまんと……いや、五万はありませんが。
たくさんあります。

なかでも、近藤家住宅は江戸時代末期の建物で、広大な敷地に建っています。
私たちも、なんとか保存して欲しいと思っていたのですが、これで文化財としてもお墨付きをもらったことになります。

これで弾みがついて、奥日野のたたらが歴史的に認知されてゆくことになればと思います。
ほかにも、近藤家の資本が注入された雲陽実業銀行(昭和2年建築)の建物が、山陰合同銀行のご厚意で保存される可能性が高くなってきました。

近藤家が寄付した根雨公会堂は国登録文化財になっています。

根雨の町並みがこうして残されてゆくといいと思います。