22日に阿毘縁に行きました。

大原山というところで安綱の伝承の残る地です。
山伏が住まいして作刀をしていたと言われています。

まずは鍛冶屋跡と言われるところ。

石柱がいくつかあるらしいのですが、それを探しに道から外れて山の中に踏み込みます。

ガイドなしには絶対にわかりませんね。

ちゃんと草刈りまでしていただいているようで、助かります。

件の石柱は思ったほど大きくはなく、40センチほどでした。
yamabusi


そして、辺りを見回していると、カナクソ発見!
かなくそ

見た感じでは、鍛冶滓のようです。
鍛冶滓は茶色く肌がぶつぶつしていて、鋭角の破断面があまりない。
そんな感じでした。
物証が出たことで、やはりここは鍛冶場だったことに間違いないようです。
(ただし、鍛冶滓だと確定したらの話し)

その下は大きく平地になっていますが、昔は畑だったそうです。
その畑より以前は鍛冶場やたたら場だったかもしれません。
その脇に深くえぐられた井手の跡があり、水利もあったようです。

さらに100メートルほど行くと、山伏塚があるのですが、今回は草が深く入ってゆくことができませんでした。
聞くところによると、40センチほどの男根の形をしているそうです。
地名も大原山 山伏塚ということになっています。
ここらあたりが日本刀発祥の地だと言う説もあり、たしかにそれらしいものもあるのですが、刀鍛冶の存在を確定はできません。

ぢゃ、何があれば刀鍛冶跡と呼べるのか。
平安期の金床とか、折れた刀とか、童子切の発注書とか、坂上田村麻呂のサイン帳とか、何でもいいんですけれどねえ。
しかし、その匂いはぷんぷんと感じるのでありました。

そして深迫というところで鉄穴流しの跡を見学しました。
残っている写真では、ふんどし姿の職人が数人、山を削っているのですが、現在は流した砂によって平地ができ、田圃になっていました。
周りの山は樹木が生えていますが、高さはとても低く削られていて、丘と呼べるくらいになっています。
kannna

さて、陽が落ちて涼しくなってきたので、阿毘縁振興センターで座談会をしましょう。