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2026年05月

いよいよ焼き入れ!刃金の真骨頂

大橋刀匠は鳥取においでです。
私は奥日野。
鉄の産地と刀の製作地に少し距離があります。
安綱の時代には生産地と製作地が同じだったのかもしれませんが、歴史的にみると商業地が遠くなって生産地から離れていったのかもしれません。

無理なこじつけですが、刀匠の工房は遠いのです。
大橋刀匠の工房まで高速道路を使っても往復5時間がかかりますし、途中で景色を眺めたり食欲に負けて風呂敷まんじゅうを食べたりしていたら、1日仕事になります。
そんな理由から大橋刀匠にはご無理を言って、写真や解説をLINEで送っていただいています。

切っ先を作って、素延べが終わったのがこれです。
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さらに火づくりが終わりました

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姿はこんな形です。カツオのたたきみたいです。
まだ焼き入れ前なので、少しだけ逆反りになっています。


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みがいて生仕上げが終わって傷もないそうです。

さていよいよ焼き入れです。



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土を置いて加熱しない部分を保護します
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じわっと焼いて鉄分子の配列を変えて、一気に冷やす。
ここで強靭な鉄になります。
加熱された部分と加熱されない部分との差から、反りが産まれます。
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ちょっと反りが強くなったと刀匠の談。

私なんかにはわかりませんが、刀匠の理想とするイメージが少し違ったようです。
焼き入れは火の色を見るので、夜でないと作業ができないのだそうです。
いよいよ完成まぢかです

まぢか! (; ・`д・´)

日本刀への道~鉄がどんどん伸びてゆく

前回の続きです。
心鉄を皮鉄で巻き込んだものをどんどん伸ばしてゆきます
このあたりから、鉄を鍛えるだけでなく刀に成型してゆくって感じです。

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ここまででも、ずいぶん時間と労力がかかていて、たいへんそう

そして日を改め、素延べと火造りになります。

伸ばした鉄を刀にするために、幅や厚さを計算しながら成形してゆく(と本には書かれています)

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こうして大体の長さや厚さ、幅などができました。
これから、茎や切っ先を成型して刀になってゆきます。
トンチンカンチン叩きながら成形してゆくので、刀匠の腕とセンスが現れる工程なのでしょうか。

大橋刀匠はこうして、一心に私たちの期待を背負って作業に励まれます。
そして時々こうして、作業の様子も教えてくれます。

今年の夏には完成し、秋には苦労話を日野町で講演していただこうか、という話ももちあがっています。
刀づくりはいよいよ佳境にかかります

今週は造り込みです

たたら顕彰会が大橋刀匠に依頼しています日本刀造り。
今回は造り込みだそうです
今回は私なりに知ったかぶりして、まさに、にわか仕込みの解説です。

先週は皮鉄を鍛えて、べつに心鉄を鍛えてというところまででした。

今回は皮鉄(左)に心鉄(右)を載せて鍛着します(熱して叩いてくっつけることね)
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上下に重ねて叩いてくっつけ、薄く延ばします。たぶん上になっているのが心鉄かな
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そしてまげて心鉄を挟み込む形にします
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これを沸かして(加熱して)叩いて、一体化させます。
それから熱い鉄をどんどん伸ばしてゆくのですな。
文字通り「鉄は熱いうちに打て!」です

硬くて研げば刃が作れる刃がねと折れにくい心鉄を一本にして刀にします。
これがよく切れながら、折れない、曲がらない日本刀の極意です。

偉そうに書きましたが、やっておられるのは大橋刀匠
ずいぶん手間のかかる仕事のようです。

黙々と作業しておられる様子を思い浮かべながら、頭の下がる思いです。



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