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2020年11月

令和二年のふいご祭り 巻Ⅱ

10:30から日野町誌ブックレット『鉄山師近藤家と都合山たたら』出版記念講演会が開かれます。。

加地先生、角田先生、池本先生をはじめ、観客の中にも著名な先生方のお顔がちらほら見えます。

たたらファンの地元研究家の皆さんや、鉄山師の末裔の方たちの顔も揃っていました。

講演会では古文書写真を参考にしながら、近藤家の鉄山経営についての最新研究が発表されました。

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池本先生の発表はいつも目新しいことがあるので、うっかり目が離せません。

季節君は今日も一番前の席で、一ミリも目を離さずに、講演を聞いていました。

 

講演会場は熱気に包まれて、、、となれば優等生の作文なのですが、当日はやたらと寒く、季節君は風邪をひいてしまいそうでした。

会場広場では、鍛冶屋体験の槌打つ響きが、賑やかです。

ペーパーナイフの制作でしょう。

kaji

 

お昼は、スタッフ弁当。

「お!かつ丼だ」

と思ったらなんだか食感が違う。

これは日野町名物のシイタケ丼のようでありました。

 

季節君は大急ぎで昼飯を掻き込むと、本会場を後にします。

こんな時こそ、たたらの楽校を開校しなければなりません。

今年はコロナのためにたたらの楽校を閉めていたので、何とかしなければ、たたらの楽校を作った意味がなくなる。

使命感に燃えた季節君のささやかな試みでありました。
 

 

たたらの楽校には「バック トゥー ザ ヒノチョウ」参加のお子様方がたくさんおいでになり、観光ツアーの皆さんもおいでになって、賑やかでした。

 

どうなる事かと参加人数が心配であった令和二年のふいご祭りでしたが、大盛況のうちに幕を閉じることができました。

 めでたしめでたし。

 

令和二年のふいご祭り

 

毎年恒例のふいご祭りが今年も行われました。
昔、たたら場で行われていた、ふいご祭りにあやかって奥日野のたたらの歴史を、伝承しようというイベントです。
しかし、コロナ禍の影響もあって、例年行われていた飲食は取りやめ、規模を縮小しての開催です。

朝、7時集合。

建屋をトラックに積み込む作業から開始。
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例年は鉄筋を使っての高殿建設でしたが、今年は耐熱シートを使っての簡易版高殿としました。

ビニールハウス造りに慣れない季節君などは、お尻を蹴飛ばされながら、作業をしました。

パズルのような高殿です。おそらく農業用ハウスの建設なども、見た目と違って技術の必要な作業なのでしょうね。
kennsetu

高殿建設を苦労しながら、ようやく終えた頃には、すでに表玄関では開会式が始まっていました。

今年は、日野町たたらの里プロジェクト主催の『バックトゥーザヒノチョウ』が行われていますし、金持テラスでも、日野町公式キャラクターの『しいたん』誕生一周年を記念してイベントが開催中です。

日本海新聞社主催の根雨の町歩きツアーもあり、意外と多くの人が参加しておられました。

hitogomi

早速、炉に火が入り、参加者の皆さんが興味津々で砂鉄を投入して、賑やかになりました。

tounyuu


天気も上々です。

季節君の気分も上々。
次々と企画が目白押しの一日であります。

つづく……

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