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2019年05月

長楽寺

今日は古文書研究会の日です。

朝からルンルン気分で出かけました。
新しいことを知るというのは面白い!


いままでの続きで、黒坂を支配した福田家の家譜を勉強します。
「それじゃ、最初に季節君。読んでみなさい」
あまりにうかれていたら、当てられちゃったぢゃないですか。
((+_+))

それでも、えらいもので、少しづつ読めるようになってきています。
石の上にも三年。もう少し頑張ってみましょう。

午後は、フィールドワークでお外を見学して歩きます。
まずは古文書に出てきた、黒坂の町口。
「綱清様被遊御巡国候付 町年寄も先例之通町口坂ノ下江罷出候)
と書かれている、池田綱清様をお迎えした黒坂町口坂を現地確認します。
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今の本通りではなく、昔の本通りは田圃のあぜ道になっていました。まあ、江戸時代にはバスもトラックも通りませんでしたから細い道で大丈夫だったのでしょう。

そして、つぎに長楽寺。
長楽寺には薬師如来をはじめとして五体の重要文化財があります。
地元民なので、あることは知っていましたが、実物を拝見するのは初めてでした。
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みなさんその姿に圧倒されています。
時代を感じさせる存在感にしばし無言。

さらに天井絵も見せていただきました。
江戸末期の狩野派絵師 法橋索準の作なのだそうです。
鳥や花は緻密に、象や虎は想像で描いたのがようくわかります。
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おまけに木魚。まさに木魚ではないですか。
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今日はいろいろ勉強させていただいて、おなかいっぱいです。

本日から、中海TV121CHで初耳ウルトラローカルクイズが放送されています。
一日がかりで行った収録ですが、ずいぶん端折って30分番組になっています。
まあ、TVというのはこういうものなのですが、どーんと2時間特番とかしてほしいと思ったり……

それでも出来はとてもよくて、いろいろな失敗をうまくフォローしてあります。

もし皆さんお暇でしたら、見てやってください。

 

中海TVの人気番組「ウルトラローカルクイズ」の収録がありました。

なんでも日野町のたたらについてクイズ番組を作りたいとのことであります。

季節君が依頼を受け、クイズ問題を作りました。

日野町役場に集合し、まずは金持神社へ。

ゴールデンウイーク最終日でもあり、金持神社の駐車場は混雑をしておりました。この人気はすごいですね。

で、季節君の心の準備も関係なく、いきなり収録開始。

「今回のテーマは?」

と聞かれて、周りを見回しますが、誰も知らん顔。「えっ!俺に聞いてるの?」

∑( ̄Д ̄ll)


そう、もう本番が始まっているのでした。

いきなり、神経締めをされた魚のように季節君は背骨が震え、緊張で動けなくなってしまします。

「えっと、たたらで栄えた日野町から、たたらについてクイズを出題します」と答えたような記憶がありますが、定かではありません。この場になって初めて、えらいことを引き受けてしまったと思いました。

金持神社の説明をしてから、鉄で栄えた証拠を見せるべく、朝狩山鉄山へ移動しました。

 

長くて細い山道を、車に揺られながら、10分。

朝狩山鉄山で収録開始。

「ここに水路があり、溜池の跡が見えるでしょう。この池を何と呼ぶのでしょうか?」

記念すべき第一問でした。

この後段々とわかってきますが、たたらというのはすごくマイナーみたいで、誰も答えが出ないのです。

二問目は傍にあった金屋子神社の問題。

この時、天は一転俄かに掻き曇り、大粒の雨が落ちてきます。雷の音も激しくとても収録できる状態ではなくなりました。


車に逃げ込むと前も見えないほどの土砂降りと相成り、這う這うの体で根雨楽舎に逃げ帰りました。

近藤家にお願いしてクイズに参加していただき、なんとか番組は成立したようです。

そして、都合山の資料館に移動して出題。
ここで手馬制度(運送用馬のリース制度)について、突然聞かれて、答えることができませんでした。緊張のあまり、胡麻化すことも出来ず出題者が無残にも敗退。アドリブにはめっぽう弱い季節君でした。

_| ̄|● ガックリ


その後、和室で早押しクイズをして、ここではミスもなく無事終了。

ご協力いただいた皆さん、大変ありがとうございました。

TV収録はハプニング続きで、企画通りにはゆかないのだな、ということを思い知らされた一日です。
今回は、自分が出演したので、残念ながら写真はございません。

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