天華百剣
刀剣乱舞というゲームで童子切がいつ出てくるかというのが、我々の大いに期待するところではあります。
季節君はじいさんに片足突っ込んでいるので、ゲーム自体はしませんが、その人気が気になるのです。
刀剣乱舞には多くのファンがいて、それが刀剣女子の発生源となっています。
童子切がいまだキャラクターとして登場していないのが残念な限りでございます。
それとは別に天華百剣というゲームがあります。https://tenkahyakken.jp/zan/
このゲームに出てくるキャラを見て驚きました。童子切安綱。鬼切安綱、はたまた抜丸まで出ているのです。
抜丸の作者は安綱の息子、大原真守なのは皆さんご存知でしょう。
源平盛衰記によると、
抜丸はその昔、木枯らしと呼ばれていました。それを平清盛のオヤジさん、つまり平忠盛が『栗真庄の年貢三千石に替えて』買い付けたとされています。三千石がピンとこんのですが、一石一両とすれば3億円になります。まあ、昔話は大げさですからそこは大目に見ましょう。
そして、池から出てきた大蛇をやっつけてくれたことから抜丸と名を替えたとか。
同様のことが平治物語にも記載されていて、平治物語では「伯耆国大原さねも里つくると伝ふ」とはっきり記載されています。
平治物語は平治元年(1159)頃のお話を記したもので西暦1200年頃作られたお話と考えられます。
抜丸は、その後平頼盛を助けて大活躍をしたのですが、この刀は室町幕府に保存されていたところで、行方不明になります。
そしていまだに行方知れず。
大原真守ゆかりの地として、伯耆町、米子市、倉吉に真守屋敷跡という場所があります。
1000年の時を越えて、がんばれ大原一門!と季節君は応援するのです。
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