2018 9月 20 19:11:14 日本の鉄文化・たたらの歴史フォーラム 先日告知いたしました、日本の鉄文化・たたらの歴史フォーラムのポスターが出来ました。まだ出来立てで、ちゃんとしたデータでないので画像がちょこっと荒いですが、こんな感じであります。参加人数を把握するため、要申し込みとなりました。ご協力ください。こんな感じで着々と準備は進んでいますよ。
2018 9月 19 11:03:56 たたらの楽校、暑気払いの会 季節君は、たたらの楽校の当番でした。一人では寂しいので、仲間をたくさん呼んじゃいました。というようなわけで、中庭でばーべQをします。今年の前半戦を振り返り、後半戦の英気を養うために、たたらの楽校の運営メンバーで暑気払いです。残念ながら、ちょっと小雨まじりではありましたが、普段は別々に当番をしているメンバーが一同に会してにぎやかであります。地元日野川産の鮎を焼いたり、焼きナスやピーマン。みんな子供ではないので、好き嫌いは言わずにちゃんと食べました。そして、仕上げはそうめん。喰ってばかりかと言えばちゃんと情報交換もしています。遺跡調査の担当者からは、日南町の砂田山は、近藤家文書では福成山と書かれているとの指摘。現在の調査では小字名を使うので砂田山となっているのですが、近藤家では福成山と書かれているのです。展示パネルを見ると、明治の財務諸表にも福成山の収支が書かれているのがわかりました。他にも、真住で大きなたたら場跡があったとか、上石見東小学校の裏には大量のカナクソがあったとか教えていただきました。古文書研修会の人は、今度の日曜の発表に備えて猛勉強中とのこと。季節君にも宿題が課せられているので、ちょっと焦ります。現在解読中の福田家の家伝書をもう一度読み込んでおくことにしましょう。奥様方からは、昔の根雨の町の様子などがいろいろ話題になっていました。たまにはこうしてのんびりと、親睦の輪を作っておくのも必要なのであります。
2018 9月 4 17:45:02 高橋英樹氏は歴史通 先日のテレビ番組でのお話し。高橋英樹さんは時代劇で活躍される俳優さんですが、すでに80以上の役をこなしてこられたそうです。そして、その役を演じるために、時代背景や歴史上の人物を調査研究してこられたとのことです。そりゃ歴史に詳しくなるわけですわ。しかし、おそらく安綱やたたらについての役は無かったろうと思います。さて当日はどのような話が飛び出すのでしょう。いっぽうの対談相手である小説家、井沢元彦さんはどうでしょう。現在の歴史研究においては客観的な証拠を求められます。そうした科学的な証拠を積み上げた上に歴史学や考古学が成り立つのです。先日の「安綱講演」で中原先生がお話になったのも、古文書に於いては事象の発生と時を同じくして書かれたものには客観的な証拠としての価値が高い。時を経て書かれたものは証拠としての性格が低くなってしまうということ。しかし、今確認されている科学的論拠だけで歴史を語ろうとするとどうしても空白の部分が生じます。その、証拠の見つかっていない空白部分を合理的なストーリーで埋めてゆくのが、民俗学であり、井沢元彦さんの立場だろうと思います。むかし、ホメロスの抒情詩を読んだシュリーマンという人がこの話を信用してしまい、延々と発掘を続けた。そして遂にシュリーマンはこのトロイアの遺跡を本当に見つけてしまったんです。トロイアの木馬というお話は皆さんもご存知でしょう。木馬ではなかったものの、戦車らしきものが見つかったという後日談も聞いたことがあります。こうした歴史を想像するということも重要なのは間違いないこと。何よりそこには夢があり、歴史のロマンがあります。たたらと安綱に付いて、井沢元彦さんはどのようなお話をされるのでしょうか。
2018 9月 2 12:02:49 たたらの歴史フォーラム。ゲストは高橋英樹氏か! 先日、季節君がTVを見ていましたら、高橋英樹氏が芸能界きっての歴史通と紹介されていました。そして江戸城についての特番を解説しておられました。こんなビッグゲストを迎えてたたらの講演会でもしたらずいぶんと人が集まることでしょうね。というわけで、10月21日に米子市公会堂で開催する「日本の鉄文化。たたらの歴史フォーラム」の内容がほぼ固まりました。9:55~11:25 全国たたらサミット伯耆(鳥取)、出雲(島根)、播磨(兵庫)、備中(岡山)、安芸(広島)、陸中(岩手)の国から代表者に集まっていただき、たたらの歴史顕彰のための活動についてお話を伺います。11:30~12:15日本を代表するたたらの研究者。角田徳幸による講演「たたらで日本の歴史を紐解く」13:15~14:15作家、井沢元彦氏による講演「日本における鉄文化の始まり」14:20~14:30米子真武館による居合道連武14:35~15:50俳優、高橋英樹氏と井沢元彦氏によるクロストーク「伯耆の刀剣文化」となっております。同時開催で、ミニたたら操業。マルシェ。ペーパーナイフ作り体験も行われます。ホールではたたらの歴史顕彰に取り組んでおられる各地の団体の紹介コーナーも設けられます。先着1120人。申し込み不要。入場無料。ただし駐車場は自分たちで確保してくださいね(無料駐車場までの送迎バスを予定しています)。という盛りだくさんの企画でございます。長らく報道管制が敷かれていて、なかなか情報公開が出来ませんでしたが、今日はとりあえず第1報です。