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2017年02月

いよいよフォーラムです。

この週末、日曜に開催されるフォーラムの準備をしています。

季節君はパネルディスカッションの担当なんで、ざっとしたストーリーを作っています。


おいでになる先生とも打ち合わせをしなくてはなりません。


今回、林先生がおいでになります。

地質調査のオーソリティーで、南極の地質調査に何度も行かれたと聞いています。

そんな先生が島根県においでで、鉄穴流しの地層調査をされたというのも運命的なものを感じます。


今回は、なかなか聞けないようなお話も出てくると思いますので皆さん是非おいでください。

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JTBツアー

JTBからお客様をお迎えしました。

今日は天気も良く、観光にはよかったと思います。

寒かったけれど、道路の雪ももうなくなりました。

たたらの楽校では、製鉄の始まりから近藤家の鉄山経営まで1時間かけてお話ししましたが、皆さん熱心に聞いてくださいました。
話すスタッフもこのところお客様が多いのでずいぶん慣れてきました。

最近はバーチャルリアリティーなるものがあります。
仮想空間だそうです。

そこにないものを、さもあるように疑似体験できるそうです。

そこで、都合山鉄山に仮想現実を持ち込めないだろうかと思いました。

テスト商品が出来上がってきました。
IMGP0010


お客様に見ていただくと、珍しさもあって、皆さん画面を見ながらぐるっぐる回っていらっしゃいました。

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ただ今、日野町では都合山を遺跡公園にすべく準備中です。

春になったらオープンすると思います。

橋もかけなおして、遺跡周辺もきれいにして、あちこちにバーチャル世界を作るつもりです。

楽しみになっていてください。

その前に、3月5日は根雨でフォーラムを開催します。
著名な先生方がたくさんいらっしゃって鉄穴流しの秘密に迫ります。
どうぞ皆さんおいでください。

遺跡調査報告書PARTⅡ

つ、つ、ついにたたら遺跡調査報告書PARTⅡが全貌を現しました。

前回、発表された遺跡調査報告書Ⅰ~奥日野~から3年.

 

その間も、秘かに奥日野のたたらの調査は続けられてきたのです。

文献を読み漁り、野山を踏破し、地域の古老からお話を伺って(季節君がやってはいないけれど)ついにまとめ上げたのが今回の

PART2 ~奥日野から西伯耆へ~


でございます。
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調査を実施したのは、伯耆国たたら顕彰会の事務局長。

よくぞここまで頑張られたと頭の下がる思いです。

 ヽ(゚∀゚)ノ わ──────ぃ♪

これで調査地点は502か所になりました。

今回の報告書には江府町、伯耆町、南部町が加わっています。

カラー写真や地図も掲載されより見やすく工夫されています。

 

地元の皆さんには、意外と知られていなくて、驚かれるようなたたら場もあると思います。

季節君も何度か調査にご一緒させていただき、思い出のある遺跡もあったりします。

 

写真を見ていてハッと気づいたのが、なんと季節君が写っている写真がありました。

ちらっとですが、記録を書いているようです。

ちゃんと仕事をしているんであります。

そうですか、もうずいぶん昔のことのようでありました。

 

掲載されている地点をいくつか見てみましょう。

江戸時代にたたらのノウハウ書(鉄山必要記事)を書いた宮市の下原重仲の遺跡と思われるものも載っています。

また、鉄山要口訳で下原は、祖父が行ったたたら場が深山口にあると書いていますが、三山口でもいくつかのたたら場を調査しています。

 

2年前にたたら研究会が鳥取大会の後、視察した川平山も調査されています。この遺跡は保存状態もよく残っており、国道そばなので私も行ったことがあります。

 

この報告書ですが、すでに製本を終わっています。

今後の取り扱いについては、会で協議してお知らせしようと思います。

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