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2015年07月

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都合山といえば、俵国一博士が明治31年に調査されたたたら場として有名です。そして角田先生が発掘調査をされました。近藤家には都合山に関する文書も残っています。都合山の高殿模型も作られています。


そういった数々の資料が残る都合山の遺跡が、奇跡的にも無傷で残っているので、破壊されないうちに保存しようと日野町がこの遺跡の買取をしました。


(*゚▽゚)ノふとっぱらです


 


ここまでは、たびたびブログにも掲載してきましたので皆さんはご存知だと思います。


さて問題はこれからです。


どういった風に保存をしましょうか。


 


今日は、角田先生、鳥取県教育委員会、日野町教育委員会、日野町地籍担当者、日野町教育長、季節君@本人 という豪華布陣で都合山に入りました。


 


いきなり遺跡入り口の橋のたもとで見所発見。


両岸に石垣があったり、階段があったりするのです。



写真にとってもよくわからないと言う方のために、草刈もしていただききれいになったところでふたたび撮影。



こういったところを生かしつつ、どんな橋をつければいいのでしょうと教育長さんも思案顔でした。


さらに遺跡に入って行き、本小屋の基礎になっている石垣に生えている樹木。この木が倒れれば遺跡を壊してしまいます。


そういった危ない木を調査し、伐採するための計画を作りました。


場所によってはすでに木が倒れて遺跡を壊してしまっているところもありました。


 


しかし、あまり気を切りすぎると雑草が茂るので限定的に伐採することになりました。


 


鍛冶場、本床、水車小屋、銅場、ため池、金屋子を丁寧に見て回ります。水路も見て歩くとあちこちに張り巡らされていました。


 


この木は本床()に食い込んでいます。


角田先生の説明を聞きながらぐるりと回ってみました(住宅部分には入らず、工場部分だけね)


こんないも広かったんだなーって、しっかり残った遺跡に感心しました。


 


今後この遺跡がどう活用されてゆくのか必見です。


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たたらの楽校の当番をしています。


やりたいこと、読みたい本はいっぱいあります。


しかし今日はこの本を読むことに決めています。


角田徳幸先生の『たたら吹製鉄の成立と展開』


すごく厚くて立派な本です。


2冊あったら枕にもなってしまうという優れモノです


\(*^▽^*)ノ ハーーイ


たたらの楽校に備え付けられ、みんな勉強するようにと鎮座しています。


内容はいきなり、たたらはいつ始まったのか?


砂鉄製錬はどこから来たのか?


というような超難問に真っ向勝負しています。


 


うむむ ∑(゚Θ゚)


思わず引き込まれてしまいました。


しかし、あまりに内容が難しすぎて、頭がくらくらします。


流石に一流の先生の書かれる論文はすごいです。


 


読んでも読んでも、季節君の頭には入ってゆかず、時間だけが過ぎてゆく。。。


しかし、やっと100ページまで読んだところで、時間が終了となってしまいました。


 


角田先生とは都合山で1週間後にお会いすることになっていますが、たたら研究では一番勢いのある先生の一人ではないでしょうか。


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広島大学に事務局のあるたたら研究会ですが、米子での研究発表大会に季節君は奥日野でのたたら関連の活動報告をいたしました。


その内容が本になります。


8月末までに発表論文の原稿を。原稿用紙にして40枚程度にして提出するよう連絡がありました。


原稿用紙40枚というと卒論で書いたくらいかな?などと昔のことを思い出しながら、とりあえず手をつけています。


季節君は研究者ではなく、一般の素人さんなのでちょっとビビっています。


(;^◇^;)ゝ イヤァ


参考資料や写真も添付するのでもう少し字数は少なくなりますがそれにしても季節君にとっては大仕事です。


奥日野のたたらについて、一般の人ばかりでなく、研究者の方にも目を向けていただきたい。


そしていろいろ教えていただきたいと思います。


そのためにはこういった機会を通じて情報発信をだれかがしないといけません。


すがすがしい朝日を見つめながら、奥日野の明るい未来を誓う季節君でありました。


(*゚▽゚)ノ


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私が伯耆国たたら顕彰会の役員になったのは、小説TATARAの発行をするのが第1の使命でした。


そして、紆余曲折あり、艱難辛苦の末やっと小説を発行することができました。


発行した3000冊は役員の努力も大いにあって発行から半年で完売しました。


さらに鳥取県出版文化賞の受賞などもあり、完売できるかと悩みながらも大急ぎで再版した小説TATARA


私にとっても大変思い出深い作品でした。


その後も根強い人気から引き合いが続きました。


そして今月も40冊を超える注文があり、いよいよ在庫がわずかになりました。


残りは20冊。


私もやっと使命を終えたような気がします。


(*゚ー゚*)ポッ


なお、電子書籍では引き続き販売中です。


 


 


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このところ、季節君はお医者様からはげしい運動はしないようにとのお言葉を頂いています。


ちょっと、薄くなってしまって、、、ってハゲではないですからね!


 


そんなこともあって読書に励んでいます。


たたらがおこなわれた時代はどんな時代だったろうかと思い、時代小説を読み始めたらどっぷりはまってしまいまったのです。


池波正太郎、風野真知男、佐伯泰英、鈴木英治、平岩弓枝、宮部美由紀などなど。


今も、私の書斎にはネットショップで取り寄せた本が積み上げられています。長編になると40冊セットとかあるのでしばらく楽しめます。



休みの日に一人静かに書斎にこもる。誰も立ち入らない至福の空間。世間では物置と呼んでいるようです。


時代物と言えばこんな本も読んでいます。


 


大好きです


いしいひさいち。


(*^.^*)エヘッ


 


ところが、私のこんな楽しい時間を震撼させる事件が起こりました。


<(T◇T)>うぉぉぉぉぉ!!!


犯人はこいつです。


 


ちなみに作者の松本薫さんも


『すっげー力入れて書いたけんね』と言っておられました。


近くの本屋さんに買いに行ったらすでに売り切れで、大急ぎで取り寄せてもらいました。


もし手に入らなかったら松本薫ファンとしては、痛恨の極みです。


松本さんの怒りを買うのも怖いです


さてこれから、正座して読み込むことにします。


みなさんもこの本を読むときは、まず禊(みそぎ)して、おもむろに白い手袋をして、口にハンカチを当てて読んでください。


きっといいことがあると思いますよ。


 


 


 


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