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2014年10月

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坂を登ったところ一帯が広くなっていてたたら場であったことを伺わせます。


右端には鉄山墓がありました。



年号は操業されていた明治20年ごろのものです。


丸い石も含めて5個の御墓がありました。


そして、たたら場の裏山には金屋子神社の跡があります。


ここまではっきりしたものが残っていると驚きます。


 


 


そして本床


こんもりと盛り上がっていて、四角く囲われています。



いかにも高殿あった形です。


池の横は砂鉄洗い場。


高殿の前方には鉄池がありました。


 


砂鉄洗い場に向かって水路の跡。



たたら場の様子がよく分かって面白いですね。


都合山と年代が近いだけあって、構造がよく似ています。


 


面白いので、さらにつづきます


 


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ここで解散。


私たちは帰路に着きます。


途中で突然先頭車両が止まります。


路肩に車を寄せて、皆さんぞろぞろと降りてきてなにやら検討中。



ふと、道路の側面を見ると、カナクソがたくさん散らばっています。


どうやらたたら場を分断して道路が付いているようです。


よく見ると、炉壁も落ちています。


 


地下構造とか見えないかとあちこち探して見ますが、見つかりません。


どうやら本床部分はもうなくなっているか、この上にあるかといった感じで、ちょっと見ただけではよくわかりませんでした。


道路沿いのいい場所にあった遺跡だけにもったいないなって思います。


一度壊したら歴史は再生できませんものね


そしてここで2回目の解散。


大宮楽舎に寄り道してから、次の現場を視察に行きます。


どうやら解散後も、見たいところが一杯あるようで今回の調査は気が抜けません。


到着したのは、明治期に近藤家が操業していた大きなたたら場でした。


ここには、鉄山墓から各施設の基礎までしっかり残っているようです。坂道をゆっくり登ってゆくと、その坂道自体が低地をカナクソで埋めて作られているとのことでした。



 


(続きます)


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1次たたら場探検隊


今日は伯耆国たたら顕彰会の事業『たたら場探検隊』の事業の日です。


季節君は仕事をしながら、気持ちは上の空です。


角田先生もおいでになるのに、私は仕事などしていていいのでしょうか。


午前中の仕事が終わった時点で、無理を言って早仕舞いさせていただきました。


悪い子です。


 


^(#´)_Ψ


 


 


そして車をぶっ飛ばして日南町阿毘縁に、、待ち合わせのゆきんこ村に行きます。


ダッシュ!-=≡ヘ(* - -)ノ 


すでに皆さん午前の部を終わり、情報交換をしておられました。


顔ぶれは私も良く知る、地元でのたたら研究家の皆さんでした。


 


そして午後の部。


折渡というところに行きます。


広場に車を止めて、皆さんご自由に遺跡を探してくださいとのこと。


季節君は得意の渓流捜索をします。すると、まもなくカナクソ発見!


 


おもむろに遡上を始めます。


まるで源流を目指す鮭のように。


川岸には大型の獣の足跡があります。


 


いよいよ探検隊の様相を深めてきました。


 


それにもめげず季節君は、どんどんと細い谷を遡ってゆくと、淵に倒木が横たわっています。


この木は大丈夫かしら?


乗ってみると意外と丈夫そうです。


ゆっくり、ゆっくり渡ります。


真ん中まで来たところで、木がミシリと音を立てます。


やばい~。。。じっと固まっているとまたしてもミシミシ


これはいかん。前に進むか後ろに行くか、、、


ゆっくりゆっくりと前に進むと、


バキバキバキッって。。


あんたそんな


ドボン.o


 


みなさん朽木は裏切ります。


信用しないでくださいね。


それでもさらに上流には小さなカナクソが流れ着いています。


大きなカナクソがないということは、小さくて軽いものは流されて、大きいものは上流でとまっている可能性があります。


きりがないので引き返しました。


ところが皆さんは、谷の入り口で説明を受けています。



入り口にもしっかりと遺跡が残っているのでした。


そうか、私は無駄足だったのですね。


 


長靴を干しながら、、無念の撤退です


つづく


 


 


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先日の国土交通省の視察に続き、本日は鳥取県西部町村会の視察がありました。


皆さん大変熱心に根雨楽舎でのガイドを聞いておられました。


日野町でも、出店近藤家の修復に続いて、都合山資料館の建設、都合山の取得保存とこの町をたたらで売り出そうという意気込みが感じられます。


周辺町村でもたたらは盛んに行われていたのですから一緒になって活動すればより大きな力になると期待します。


もう少し頑張ってみましょう。


そういえば、あすはお土産『たたら生せんべい』の販売開始です。


記念式典もあるようです。


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10月5日


季節君はたたらの楽校の店番をしています。


すると、奥日野んベートーベンこと、S氏から電話がかかります


☎ ♪りーーーーん


これから、紙芝居の原稿書きをするから、根雨楽舎に詰めているように。。。。


 


実は何を隠そう、、、隠すものなどもう何もないのですが


11月3日に日野町役場前で平成のふいご祭りをします。


たたらに関する各種イベントをします。


砂鉄製錬(これをたたらという)


鞴祭りのお料理対決。観客は食べ放題です。


野菜の即売会(あまり関係ないですが)


たたらのテーマソング(かなくそ君♪)のCDでびゅ~


そして、紙芝居


 


S氏のお話しでは、紙芝居にはすでに3つのストーリーができています


その一つが、近藤喜八郎の決断!


 


そのために近藤家第9代御当主と私を話し相手に、紙芝居のストーリーを詰めるというのです。


 


御当主と私が見つめる中、Sさんは熱く語り始めました。


この人は芸術家です。


やるときはやるんです!


たまにはずしますが (/-_-\)う~ん… 


どうぞご期待ください。


大正末期の動乱期を乗り切った喜八郎の挑戦を現代メディアの粋を凝らしてお届けします


 


 


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