遺跡調査報告書
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この4年間、私たちは奥日野に眠るたたら場の調査をしてきました。
その数230か所。
インディーF 氏の業績です。
季節君は時々お手伝いをするくらいなもので、ほとんど足手まといではありました。
それでも、たまに連れて行っていただけると嬉しくて、山野を一緒になって駆けまわっておりました。
まるで子犬のようであります。
その業績が認められ、いよいよこの春に文化庁から本になって出ます。
その執筆のためインディー氏は夜遅くまで頑張っておられます。
季節君も、出来上がってきた原稿を読みながら、誤字や言葉使いなどを訂正したりとお手伝いをしています。
数が多いと読むだけでも疲れるし
「(´へ`;ウーム
そして、知識も深めておかないといけないと思い、今も季節君は遺跡調査の勉強中です。
考古学を専攻していない季節君にとって専門用語が多く頭が痛くなるのですが。。。
今読んでいるのは 光永真一著『たたら製鉄』
これを読むと、岡山県では製鉄遺跡の数も数百ありそうなのですが、工事に伴う発掘例も非常に多いですね。
日本一古いといわれる千引カナクロ谷もゴルフ場開発でしたもの。
奥日野では開発工事もないし、発掘自体が進んでいないのですが、もし発掘したらいろいろ出るんでしょうね。
今回われわれが作る報告書も、伝承や外観から年代分けをしてゆけば古い遺跡はある程度目星はつけられるでしょう。
岡山県では、無届で発掘した事例があり問題になったりしています。遺跡調査はそれなりに面白いのですが、素人は遺跡を壊さないように気をつけましょうね。
それにしても、もし天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)や名物童子切を作ったたたら場や鍛冶場があれば見てみたいものですね。