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2013年11月

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今週末です。12月1日(日)に日野町黒坂の日野町公民館で講演会があります。


10:20から『地域で進める生涯学習の輪』という、なんともつかみどころのないタイトルで講演依頼がありました。


この難題を伯耆国たたら顕彰会がお引き受けすることになったのです。


実践発表をしてくださいとのことですが,はてさてどうしたものでしょう。


まあ、とりあえずたたら顕彰会が発足してから今までの活動報告をすればいいんだな、と思っています。



そして10:40から松本薫さんの『 たたらが作った山陰の風土と歴史』というタイトルでの講演があります。これは先日、米子図書館で行った講演と同じタイトルのようです。



とにかく伯耆国たたら顕彰会の報告は松本薫さんの前座のようですから、お邪魔にならないように簡単に済ませようと思っています。


入場無料、駐車場無料です。


 


できれば会場で小説TATARAとたたらガイドブックの販売もしようかと思っています。


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平成25年度鳥取・島根広域連携協働事業で「奥日野とっとき日和」を展開中です。 その中の一つが「秋の奥日野にたたらの歴史を訪ねて<都合山たたらと上菅五滝 を歩く>」の小さなイベントです。 平成20年に「角田徳幸」さんが発掘調査をされましたのはご存じと思います。 その「角田徳幸」さんがガイドされます。こんなチャンスはそんなにありませんよ! 現在、5名の申込ですので催行は決定です。申込締切は過ぎていますが、 11/22(金) 15時までは特別に受け付けます。当日の天候予想は、晴れ時々曇り  のようです。 申込は、「奥日野ガイド倶楽部」宛に申込下さい。 氏名・年齢・住所・連絡先をお知らせください。 参加費500円は当日集金。集合は日野町上菅「日本一小さな蔵美術館」です



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境港市は今、鬼太郎ブームに沸いています。



境港は江戸時代までは静かな漁村でした。


鳥取藩と松江藩の境界にあることから境(さかえ)と呼ばれたそうです。



その頃、奥日野では作られた鉄を大阪方面に運びます。


ルートは峠を越えて岡山に出したり、安来に出したり、はたまた米子に出したり。


江戸時代後期の天保4年、阿毘縁の彦兵衛ら鉄山師から鳥取藩に『境港に鉄取扱所を作って欲しい』と願いが出ます。


これにより境港に鉄山融通会所が作られ、金融機関も設置されて天保6年から鉄の積み出しが始まりました。


そして、港湾整備がなされ北前船の寄港地となって境港は貿易港として急発展した歴史があります。



そんなつながりから、このたび、伯耆国たたら顕彰会に『たたらのことを特別展示して欲しい』とお声が掛かりました。



土曜に海と暮らしの資料館にインスタント=組み立て式=すぐにできちゃうもんね型 高殿を建設しました。



そして日曜日。朝からスタッフが集まり入念に打ち合わせ。


のはずが。。。。


ま、何とかなるでしょ。


3分で飽きてしまって、会議は終了です。



そして竪型炉に火を入れて操業開始。


実際に砂鉄と木炭の燃焼で不純物を取り除いて鉄を作るところをお見せします。


あわせて暇な時間にはたたらのこと。境港の鉄山融通会所のことなどを説明しました。


午後になりちらほらと雨も降り始めます。


寒くって無料で振舞われたカニ汁が美味しかったです。



時々不純物の溶けたノロを出すのですが、とろとろ流れ出る真っ赤な液体を不思議そうに子供たちは見ていました。


そして約70名ほどで砂鉄投入をして鉧を作りました。



 


何とか日暮れまでにケラだしを終わり、高殿撤収を終えた帰り道にはみんなくたくたでした。今回もいろいろな方との出会いがあり、とても勉強になりました。


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このところ、出雲街道やたたらの里など歴史ブームに沸く日野郡ですが、今回は花嫁行列のお話。


地元で結婚される新婚さんをこの際みんなで盛大に祝おうと花嫁行列が企画されました。


日野町でも長らくこういった行事が行われていなかっただけにものめずらしさも手伝って多くの人でにぎわいました。



TV局も出動し、カメラの砲列に戸惑いながらも花嫁さんはとってもうれしそうでした。



この奥日野に生まれてこの地で結婚し、末永く押しあわせにとみんなが願っていました。



このところ荒れ気味のお天気もこの日ばかりは、まったりと良いお天気でお天道様もお祝い気分でした。



季節君が思った以上に人手が多くて、町中は渋滞していました。


久しぶりににぎやかで晴れやかな一日でありました。


 


来年も誰か結婚しないかな?


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日野郡にいまも刀鍛冶がおられます。


前田鉄工所さんで、工房にはしめ縄もしてあり、この方面では有名な方らしいです。


「日野ごよみ』のホームページで掲載されています。


チェックしてみてくださいね。


 


話は変わりますが、明日16日は根雨で花嫁行列がおこなわれます。


朝10時からですが天気も良いみたいで、花嫁さんはうれしいでしょうね。


人力車とか、長持ち歌とかが見ものでカメラマンでにぎわいそうです。


 


また、17日には境港の海とくらしの史料館でたたら特別展が行われます。


わたしたちは16日から準備に行きます。


パネル展示とたたら操業をします。


ミニたたらですが、実際に砂鉄から鋼を作るところとその仕組みを見ていただくことになります。


境港は江戸時代に鳥取藩による境鉄山融通会所が設立され、鉄の積み出し港として港湾整備されたことにより貿易港として大きく発展してきました。


そんなことが、伯耆のたたらとつながっている御縁での開催となりました。


皆さん、花嫁行列にも、たたら特別展へもおいでください。


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