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2013年08月

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都合山の高殿模型が発見され、はや1年半。


無事に模型の修復も終わりました。


しかし、問題発生!!


この模型があまりに大きすぎるのですね。


そこで、日野町ではこの模型を展示する為の展示館の建設中です。


どうせなら、都合山関連の資料をどーーーんと集めて展示しちゃいましょうと思ってしまいましたね。


わたしなんか。


 


都合山のお話。


これを調査した俵国一先生のお話し。


日野郡の遺跡の状況など。


 


そうした展示館に出品する資料のうちの目玉として地下構造模型を制作中です。


ということで、高殿模型の置いてある工場にこのたび、地下構造模型の枠が搬入されました。


 


ずいぶん大きいです。


今回搬入されたのは地下部分だけで、これに別途地上部分も作られるのですが、横幅が18000ミリ


ちがった、 (;^◇^;)ゝ イヤァ 1800ミリ


つまり180センチ


何を隠そう1メートル80センチもあるのだぞう!


季節君の身長が173センチだから、私が横になるよりも大きいのであります。


みなさんも驚いてくださいね。


 


これに土や石を詰めてレプリカにするのです。


とんでもなく大変な作業になりそうです。


そういったわけで今年の夏はもう終わりますが、私はこれから地下構造制作に熱く燃えるのです。


 


こうご期待!


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高殿模型展示館の工事が着工して半月。


たたらの楽校根雨の裏庭を見に行きました。


あらら!もうあらかた出来上がっています。


内装をしたり、屋根を葺いたりはしないといけませんが、あっという間にできてしまう感じですね。



中の展示物も大急ぎで作らないといけません。


パネルなどは少しずつ準備が進んでいるようです。


都合山の本床地下にある保温構造(床釣り)の模型を作ろうとしています。


縦横180センチくらいの大きなものです。


木枠を作ってその中に本物の石や粘土、炭などをつめて床釣りの断面を作ります。


アイデアはすばらしいのですが、担当者の季節君にそれを作ることができるかどうか。


これから苦難の日々が続きます。。。。


「(´へ`;ウーム


 


それもいそがねばなりません。


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近日中に南部町からの視察があるので下見に行きました.


間地峠では、旧道を見ました。


 


こんなところを皆さんが通行していたのですね。道沿いには石垣もあり何らかの建物が建っていたのでしょうか。


もしやたたら場かと探してみましたが、カナクソなどの痕跡はありませんでした。


 


それから旧道をずんずん下り,鑪山遺跡に行きました。


ここは昨年の12月に舟場の言い伝えをたどって発見した遺跡ですが、今は夏草に覆われていてとても入ることはできません。


かなり古いたたら場なのは間違いないと思うのです。


 


そして次に小説TATARAの舞台にもなった舟場山鉄山跡


やはり立派な遺跡のたたずまいが残っています。


 


さらに下って投げ谷遺跡


カナクソがいっぱい投げ捨ててあるから投谷と言うんではないかい?と言う、いかにも疑わしい新説も飛び出して賑やかな下見となりました。


「(´へ`;ウーム


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本日はお盆の特別開館のため、たたらの楽校根雨楽舎に来ています。



お盆の特別開館は1315日の12001500に開館しています。



 



お客さんも少なく暇なので、松本薫さんの新刊『謀る理兵衛』を読んでいます。



いやーめっちゃ面白いですよ。



 



ところで、裏庭を見てみると高殿模型展示施設の基礎部分が出来ていました。

 



日野町都合山の高殿模型が今も残っていることを知らされてから、模型の引き取り、修復と膨大な労力を費やしてきました。



この模型をどこに保存するかも大きな問題で、1年がかりで鳥取県や日野町にも相談し、ようやく今年の春に日野町が施設を作ってくれることになりました。



最初は皆さんに募金を募り、自分たちの出来る範囲でトタン屋根の小屋でも作るつもりでしたが、どうせ造るならと日野町が動いてくださいました。



裏庭の空きスペースにも限界がありささやかな展示館となりますが、やっと高殿模型の保存もきまり、俵国一先生(都合山高殿の調査をされたかた)もお喜びだろうと思います。



この施設は1020日のオープンを目指しており、あわせて展示する資料も作成中です。



皆さん楽しみに待っていてください。




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