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2012年10月

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11月4日に、ミニたたらの操業が行われます。


場所は日野町商工会です。


砂鉄と木炭を使って実際に鋼を作ってみます。


詳しくはトップページのニュース欄をご覧くださいhttp://tatara21.com/info/42.html


皆さんこぞっておいで下さい。


したがって当日の高殿模型の展示修復はお休みとします。


 


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11月4日に、ミニたたらの操業が行われます。


場所は日野町商工会です。


砂鉄と木炭を使って実際に鋼を作ってみます。


詳しくはトップページのニュース欄をご覧ください


皆さんこぞっておいで下さい。


したがって当日の高殿模型の展示修復はお休みとします。


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出雲大社を後にして、次に向かったのは島根ワイナリー。食い気に走ったのであります。


島根ワイナリーでは、ワインの試飲コーナーが人気です。普段は運転があって試飲なんぞできないのでありますが、今日は運転手でないので思う存分試飲します。とはいえ、ワインの試飲なぞで飲む量は知れています。それでも10種類くらい飲んでみました。飲み比べてみると味がずいぶん違うのに驚かされます。そしてお食事。出雲そばや和牛の焼肉などボリュームも味も満点でした。


おなかの膨らんだ季節君は中庭で日向ぼっこしました。今日は天気もよくて気持ちいいです。


そして休憩のあとは出雲文化伝承館。昔の郡役人のお屋敷らしいのですが、今は出雲市が移築して庭もつくり管理しておられるようです。すごい大きなお屋敷でありました。


このあと、たくさんの銅剣のでた荒神谷遺跡に向かいました。


以前からぜひ見てみたいと思いながらも、なかなかくることができない場所でもありました。


地元のボランティアガイドの方に説明していただきながら見学します。一片の須恵器の発見から調査が始まり、この大発見になったそうです。いろいろお話を伺いながら見学すると、よくわかります。やはり、ガイドは欠かすことはできません。私たちも一生懸命勉強していいガイドになりたいと心を新たにしたのでありました。 (*゚▽゚)ノ



実物の銅剣は古代出雲歴史博物館にあります。ぜひご覧ください



今日はあちこちと視察しましたが、ずいぶんよい勉強になり、またとても楽しい1日でありました。


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神話博の行われている出雲に行きました。


まず最初に向かったのは、島根県立古代出雲歴史博物館です。今回は尼子氏の特別展が開催中です。どうでもいいことなのですが、季節君のご先祖様は江戸時代中期まで舟場で庄屋をしており、家紋も氏も尼子氏と同じなんですね。なんかの因果でもあったのかなーなどと思いながら時間がないのでたたらの展示コーナーに向かいます。


 


係りの方にフラッシュをたかなければ撮影してもいいですよと言っていただき資料を集めます。


平成9年度たたら研究会のレポートに書かれていた今佐屋山遺跡の模型がありました(p25)。



古代の炉であって、小舟はないとされています。これが竪型炉なんでしょうね。中国地方ではこの後、早いうちに長方形箱型炉になります。


 


 


そしてタタラ山遺跡。14-15世紀のもので小舟状の溝が確認されています。(p28)


 


私が見学した鳥取県日南町で発掘された大笹奥新田の遺構が年代的には近いのですが(大笹奥新田は室町末期と言いますから16世紀になるのでしょうか)、大笹奥新田の場合はきちんと小舟を粘土で作りアーチ型の天井も付けられていました。ですから私が見た大笹奥新田はタタラ山より新しい形態のもと言えそうです。


 


こういった模型を展示してあるとよくわかりますね。この展示は常設展ですのでここに来ると見ることができます。いろいろなタタラ関連の展示がありますので皆さんもぜひどうぞ。研究論文と照らし合わせながら見るとさらに理解が進みます。これからは発掘現場を見る私の目も違ってきそうに思えました。


論文を送っていただいた先生、どうもありがとうございます。


 


古代出雲歴史博物館を出るとすぐお隣は、神話博しまねの会場です。


すごい人出で驚いてしまいます。


めざすは映像館。このヤマタノオロチの映画は迫力もすごくて見る価値があります。浅野温子さんがナレーターですが、ナレーションによると天淵八叉大蛇記には『ひのかわ』の上流と書かれているようなので驚きでした。


うーーーん。ひのかわ→日野川と考えるのには無理があるでしょうか。日野川源流には古そうな製鉄遺跡があるんですがね。


そんなことを考えながら、出雲大社に向かいます。いつ見てもここの日の丸の旗は大きいですよね。鳥居も神社も敷地も駐車場も大きいし。


参道で手焼きのおせんべいを買い、一口かじるとそれは激辛でありました。o(≧~≦)o うぐぐ


 


これはこれでいい思い出になります。


妻はお土産のお饅頭をたくさん買いこんでいました。そして、その荷物を持つのは私。  il|li _| ̄|○ il|li


このあとは本殿に参拝して子供の大学合格祈願をするんだと言って急いでいます。それは荷物を買う前にしておいて欲しいのであります。 


(;`O´)o こらぁぁっ!


 


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奥日野には現在、たたら専門の研究員という人はいません。


しかし、だれかがその勉強はしないといけないでしょう、ということで、たたら顕彰会のガイドスタッフたちで少しずつ勉強を重ねております。


この3年の間に日本を代表する多くの研究者の方がおいでになり、ご指導を頂きました。


大変ありがたいことでございます。


さらに、今年の12月8日9日にはたたらサミットが開催され、東京大学副学長の西村幸夫先生を初めとして、穴沢先生、野原先生、島津先生、角田先生、がおいでになりお話をしてくださいます。(8日は研究者のみの会合で、一般には開放されていません)


 


また、鳥取県教育委員会では歴史遺産室がお世話くださり、いろいろご指導をいただいております。この歴史遺産室に製鉄遺跡の発掘を経験されたかたがおいでで、参考になればと季節君に資料を送って下さいました。本当にありがとうございます。



大学の資料やたたら研究会の資料など5冊。なかでもこの研究書は大変ボリュームがあり350ページなんです。価格も9500円もします。これを何とか読破してひとかどの人間になろうと思います。


それにしても、竪型炉、箱型炉とか、小舟状遺構とか難しい言葉が一杯です。


よくわからないので、思い切って古代出雲歴史博物館にいってもう一度勉強してみることにしました。


おりしも出雲では神話博が開催されている真っ最中です


ということで季節君の古代出雲の歴史を尋ねる小旅行が始まります。


 


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