日野町歴史民俗資料館がオープンしました。
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昭和15年、たたら製鉄で栄えた近藤家7代目寿一郎氏が、その富のおすそ分けにと当時の根雨町に公会堂を寄付されました。日野町歴史民俗資料館はその建物を使っています。
たたらの楽校根雨楽舎や近藤本家のすぐそばです。
建物は当時のまま残っているのですが、昨年大規模な修復が行われしばらく閉館となっていました。
この建物の横から宝仏山登山道が続いています。
宝仏山はここからも、朝刈りからも入山することができますが、このところブームとなっており多くのかたが登山に訪れています。
根雨駅→山陰合同銀行横→日野町歴史民俗資料館→宝仏山 というのが一般的なルートです。
この4月29日に宝仏山が山開きしました。
それにあわせて日野町歴史民俗資料館もリニューアルオープンとなったのです。
季節君は弱虫なので宝仏山登山はあっさりとあきらめ、歴史民俗資料館に行ってみました。
日野町長さんや日南町でたたらの研究をしておられる方、伯耆国たたら顕彰会の会員も多くいました。
展示品はずいぶんさっぱりと整理されて新しくたたらコーナーも作られていました。
鉄山秘書を残した下原重仲はあまりにも有名ですが、その数年前に下原によって書かれた書物に鉄山要口約という小さな本があります。その資料が展示されていました。
さらに、都合山の出土品コーナー
都合山の展示パネルなどもありました。
資料はこのようになっています。
皆さんもぜひおいでください。
なお、施設運営のため200円を入館料としてお願いしています。