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2012年03月

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伯耆国たたら顕彰会に会報VOL。2ができました。先のフォーラムに何とか間に合わせようと、役員が必死になって、夜なべをして手袋を編みながら、、いやいや、編んでません。


それくらい一生懸命、錯乱状態で作ったのがVOL.2です。みんなの努力の甲斐あって、なんとかフォーラムにも間に合い、フォーラムにお越しの皆様には資料としてお配りすることができました。



そして、今現在、会員の皆様のお手元には届くように郵送の準備をしております。


VOL.1は4ページでしたが、VOL2はあまりに皆が一生懸命であったため、集まった原稿が予定を大幅に超えてしまい、6ページになりました。これは予想外の展開です。


原稿が集まらなくっても大騒ぎとなるのですが、集まりすぎたからと言って削除してしまうのでは、書いていただいた皆様に申し訳ないので全部掲載しました。しかも、いい紙を使ってます。


たたら顕彰会は太っ腹でございます。


しかし予算はオーバーしました。したがって今回は発行部数が少なくなっております。


たたらの楽校に置いておきますが、そんなにたくさんはありません(すいませんが、3月は根雨楽舎は冬休みです。)


ただし、会員の皆様には会費をいただいておりますので優先的に無料郵送いたします。


また、これからたたら顕彰会の新年度会員を募集しますので、皆さん入ってやって下さいませ。


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フォーラムのあったあくる日、山陰中央新報社の新聞記事になっていました。ずいぶん大きく取り上げてくださっています。



じつはたたらフォーラムの会場でも山陰中央新報社の総局長さんや記者君にお会いしました。


総局長さんも『これだけのお客さんが集まっておいでなら大成功でしょうね』と言ってくださいました。


フォーラムの打ち上げの席でもこのお話をしましたら、出席者は拍手喝采をして大喜びでした。


山陰中央新報社、私たちは山陰中央と呼ぶのですが、ほかの皆さんはもっと短く山中と呼んでおいででした。


サンチュウなだけに、立派な取材をしてくれてサンチュー  なんちゃって。。。。。。すいませんでした。


馬鹿な親父ギャグを書いた私が悪うございました


ヾ(_ _。)ハンセイ…


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季節君はいつものように、夜遅く一杯飲んで読書しながらほろほろとしていました。
そろそろ寝ようかなって思ったころに携帯電話が鳴ります。
はて?こんな夜更けに誰からでしょう。
着信は知り合いの新聞記者君でした。
聞けば都合山の高殿模型についての記事を書いているようです。
鳥取県教委、倭鋼博物館、倉吉斎江家と取材して周り、資料を集めたそうです。
最後に都合山の話を聞いて記事を完成させたいのだそうです。


彼は働き者なんですね。新聞記者という職業を季節君はよく知りませんが、上司の方は知ってるんでしょうか。


ほめてあげてくださいね。


私も書斎に行って、俵国一先生の資料を探しながら記者君に付き合います。
都合山高殿の実際のサイズや特徴などをお話ししておきました。


最後に、記者君はこの高殿模型が都合山の模型だと誰が確認したのかわからないとのお話しです。
私も、ずいぶん前の日野町の資料に都合山模型と書いてはありますが誰が確認したのかはわかりませんと返事をするしかありませんでした。


後日、フォーラムでお集まり頂いた皆さんともお話ししてみました。
サイズが俵国一の図面の正確に1/10で作られていること。
きちんと丸打になっていて伯耆式であり都合山の特徴を捉えていること。
ほかに当時の伯耆の高殿の図面は残らないことなどからやはり都合山の高殿をモデルにしているとの意見で一致いたしました。
ほかにも炉の向きや土町、炭町等の配置、栗の木の柱が二股になっていてその上に棟が上がっていることなど俵国一の解説に正確に合致するか修復作業をしながら見て行こうと思います。(いまのところ間違いないです)



フォーラムの日の新聞記事は皆さんご覧になったと思います。



フォーラムで日野町長さんは「新聞記事の掲載があまりにタイミングよくって驚きました。まあ、たたら顕彰会にはそのような力はないと思いますが、、」
とおっしゃってました。
ひょっとしたら季節君の采配かもしれませんよ


v(*'-^*)-☆ ok!!


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たたらフォーラムは盛況のうちに終わることができてスタッフ一同ほっといたしました。


みんなで後片付けをしながら、ぢゃ、6時になったら出店近藤に集合だねって話し合いました。これからが季節君の本領発揮でございます。


 (*^.^*)エヘッ小雨のなか、すぐに出店近藤に行き打ち上げの準備をします。鍵を開けるとすでにテーブルも座布団もセットしてありお湯も沸いています。うちの会のスタッフはとてもよく気が付きます。ありがたいことです。


ストーブに火を入れて部屋を暖めていると三々五々と打ち上げに参加したいメンバーが集まります。部屋に入りきれないほど集まったところで祝杯を挙げます。


この出店近藤では明治から大正にかけて、近藤家の皆さんや手代さんたちがこうしてよく集まって酒宴を開いたのだそうです。だから、私たちもこうやって手代さんたちのように宴会をして見ました。このお屋敷も近いうちに復元改修され、それこそ明治時代の趣のあるお屋敷に戻る予定です。楽しみでございます。


私の周りには、たたら研究で名をはせた立派な研究者の皆さんがおいでです。ここぞとばかりにたたらの歴史等について質問を浴びせます。かなり鋭い質問もし、立派な先生方からすばらしいご指導も頂いたはずなのですが、、、季節君は酔っ払ってしまってなーんにも記憶していないのでございます。やっぱし空っぽの頭のまんまです。


(>_<)あちゃ~!!


しかし、考古学の先生からは「季節君が言ってる舟場の製鉄遺跡を今度来たときは見てあげるよ。」とか、


ある人は「私が出身の○○大学に話を付けて、遺跡発掘に道を付けてあげる」とか、


「私は金屋子神の研究をしてるので相談に乗りますよ。」とかとても暖かい応援のお声を頂きました。やはり季節君には危なっかしくて任せて置けませんので皆さんよろしくお願いいたします


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朝は比較的ゆっくり起きることができました。そして新聞などを読んで、フォーラムの準備をします。そう今日は根雨でたたらフォーラムを行う日なのです。


季節君は今日はちゃんと働くつもりで作業服に着替え,愛車のチャリをすっとばして日野町文化ホールに行きます。文化ホールではすでに皆さん集まっておいでで準備が着々と進んでいます。県庁の皆さんや日野県民局の皆さんもおいでになっています。


流石に優秀な方たちですので、きちんとした指示のもとずんずんと用意が進みます。私がうろうろしているうちにお昼前にはすべて準備完了。ロビーでは都合山のパネルや出土品の展示が始まっています。ホールではタイトルの看板も上がり照明や音響も準備完了。


しかたないので季節君は控え室に入れていただき、皆さんといっしょにお弁当を片付けるお手伝いをすることにしました。今日のお弁当はけっこう贅沢なものでしたよ。司会の皆生 松月の福本さんと、出演者の皆さんがてきぱきと打ち合わせをしておいでです。


会場の入りを確かめるべく季節君がホールに顔を出すと,すでに半分以上の席が埋まっています。なんとか格好が付きそうです。


ロビーでは展示パネルや都合山の出土品に皆さん興味津々。この展示品は島根県教委から鳥取県教委に所有が移り、日野町が管理することになっています。いずれ日野町歴史民俗資料館で都合山の展示コーナーができるのでしょうね。


地元日野町の若奥様方がコーヒーのサービスをしてくださっています。おやおや、人だかりになっているのは書籍の販売コーナー。著者の松本薫様がおいでになり即席のサイン会になっていました。



さていよいよフォーラムの開始です。季節君もホールに入りました。会長の挨拶に続いて日野町長様、日南町長様がご挨拶くださいます。つづいて地域未来代表の杉原氏がたたらの原理と歴史についてご説明くださいます。これにはアニメ『名刀になった鉄之進』も上映されました。


記念講演は広島県立大学の名誉教授 野原健一先生です。野原先生は日本のたたら製鉄の近代史については広く研究しておいでで、大正時代までたたら操業をした島根、鳥取は特に貴重だ。広域に世界遺産登録できるだけの価値があると思う。とおっしゃっていました。うん、うんと頷く方も多く見受けられました。


休憩時間はロビーで島根県古代文化センターの角田先生が都合山の展示コーナーの解説をしてくださいました。こちらのコーナーもなかなかの人気で季節君はもみくちゃになりながら逃げ出しました。やはりここでもお呼びでないみたい。



さらにホールではパネルディスカッションが行われ、この地域のたたら製鉄の遺産を地域資源として利活用しようと言うお話を各方面の専門家の方からお伺いしました。


そして荒神神楽のフィナーレ。これは奥出雲と奥日野というたたら製鉄の二大産地の境界でのお話ですし、剣のお話も出てきますので製鉄の歴史と関係するのでは?ということであります。久しぶりに見た荒神神楽はとても迫力があり、すばらしかったです。


会場はほぼ一杯でしたし、遠方からお越しの方も多かったようです。


私の存じ上げる研究者の方も多く来てくださっていました。


最後に鳥取県日野総合事務所の藤井所長さんのご挨拶をいただきお開きとなりました。


沢山のかたにおいでいただき、長い時間をかけて準備してきたスタッフもほっとした1日でした。


友人のブログですが流石に写真が美しいので見てください。


http://blog.zige.jp/yuruatsu/kiji/381247.html


さあ、みんなで打ち上げに行きましょう 


\(*^▽^*)ノ ハーーイ



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