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2012年01月

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私たち伯耆の国たたら顕彰会が活動するようになってからいろいろな方がおいでになりいろいろな助力を申し出てくださいました。ありがたいことでございます。
そんななかでとある研究機関からとある情報が入りました。
秘密が多いですが、まだ極秘です。こうして秘密機関が暗躍して世界は作られてきたのです。これぐらいもったいぶらなくてはなりません。なにせ、ものがものですから。



大きな声では言えませんが、じつは
かの有名な『日本古来の砂鉄精錬法』の俵国一先生の都合山の資料を使って、高殿模型が国内で3個作られたそうですが、そのうちの一個を寄付しましょうかというものです。
ひとつは東京の博物館。もうひとつは安来の和鋼博物館。そして国内3個目がこれです。


ええ!!! ∑(゚◇゚;)


って驚いちゃいましたね。わたしなんか。


そこで本日研究機関のかたがたと現地を視察に出張と相成りました。
現物は、確かにありました。



思ったより大きくどうやって移動するの?というくらいおおきかったです。
中身はかなり傷んでいました。



しかし、修復すればなんとかなりそうです。というか何とかしなくてはなりません。
持ち主のかたは『やはりこれはあるべきところにあるべきです。鳥取県日野町の遺跡の模型ですから鳥取県日野町においておくのがいいでしょう』とおっしゃってくださいました。
ありがたいことです。
これから移送と修復の計画を立てなくてはなりません。
しかし、、修復だけで数百万円かかるそうです。人手で持ち上げるのに10人がかりです。


それに展示施設も何とかしなくてはね。


新年早々大変なことになってしまいました。
しかし、まだまだ今年は大変なことが続いてしまいます。
皆さん目を離さないでくださいね。


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現在わたしは小谷博徳先生の「世の中逆さが面白い」という本を読んでいます。


小谷博徳先生は、地元の過疎化を阻止するためにあの手この手を講じておられる名物先生です。先生といっても今はもう退職されていますけどね。季節君がこの先生と知り合いになったのは、都合山遺跡つながりです。小谷先生はなぜか都合山の保存整備を早くからやっておいでで、私のほうが後発です。お話をお聞きするとグリーンツーリズムの活動をしたくて、ハイキングコースを作られたのだそうです。そのコースが都合山への古道だったと言うわけですね。都合山への道を毎年整備しておいでですし、都合山への標識なども作っておいでです。しかもすべてこれは誰に頼まれたわけでもなくご自分がボランティアとしてやっておいでなのでした。その小谷先生が本を出されました。季節君はこの本が新聞で取り上げられているのを見てぜひ読みたいと思ってしまったのです。米子の書店で販売されているそうですが、走って買いに行こうと思ったら、先生ご自身が私のところへ配達してくれました。今現在で半分ほど読んだところです。この先生の積極性が本の文字の中からほとばしって出てきます。すごいと思います。これから都合山の整備や保存について小谷先生とともにやってゆくと言うか、少しでもお手伝いをしたいと思った季節君です。不登校の生徒とともにいろいろな活動をしたり、過疎の村を守る取り組みなど皆さんも参考になるお話満載です。販売価格は1000円で内容も非常に読みやすくなっています。みなさん大急ぎで買いに走ってくださいね。


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日野高校から授業の依頼があったとき、私も勉強するチャンスだなって思ったのです。いままで30分程度のお話ばかりしていましたが、今回は4時間もお話しするのです。これまで勉強してきたことを集大成しなければ間が持ちません。


お正月休みも本を読んだりして情報を詰め込んできました。そして今日がいよいよの初日です。おっしゃー!ふんどしの紐を締めて出かけます。(本当にふんどしを締めたりしないのは皆さんご存知ですね)根雨楽舎ではTV局のカメラマンさんもすでにおいでです。鳥取県の広報担当の方やうちの事務局さんもおいでです。プロジェクターを準備して暖房を入れて(古いお屋敷なので石油ストーブですけれど)さあどっからでもかかって来い!


高校から皆さん徒歩なのでそう簡単にはやってきません。少し定刻をオーバーして皆さんやってこられました。


そしていよいよ授業が始まりました。世界の鉄の歴史から始まって、日本での鉄作り、蝦夷が使った蕨刀の話や近藤家のお話をしてゆきます。木下家を見たことのある人?って聞いてみたら、数人の人がぱらぱらって手を上げました。さすがに地元ですね。高校へ歩いて帰る時間も考えてちょっと早めに終了しました。とてもおとなしく最後まで静かに聞いていただきましたが、どうだったのでしょう?反応がなかったぶんだけちょっと心配な初日でした。


ま、半分終了したのでよしとしましょう。


しかし、、、次の授業では何をはなしましょうかね。手持ちのねたは全部話してしまった感じです(笑)


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日野町教育委員会主催のふるさと学習塾が開かれました。私は仕事中なので先輩役員さんにお願いしてたたらの楽校のガイドをしていただきました。でも、ちょっと心配。取材をかねて見に行きました。


日野町内の子供たちに集まっていただき、まずは「名刀になった鉄の進」のアニメを見ていただきます。このアニメが東京のアニメスタジオ=ディーンによって寄贈されたのはもう皆さんご存知ですよね。さらに展示資料を使ってのいつものたたらガイド。先輩役員さんは多くの人に囲まれて緊張吟味でした。なにせ子供たちより取り巻きの大人のほうが多いくらいでしたから。



大人の間からは『この建物が風情があって、歴史のお話にいい雰囲気ですね』という声がありました。


そうそう、写真に写っている古代出雲歴史博物館のたたら特別展ですが、大人気のうちに年末に終了し、そのあとの展示物をたたらの楽校に寄付しようかというありがたいお話が浮上していると聞きました。ぜひ実現するよう祈るばかりです。


さて、明日は季節君が高校の授業をする当番になっています。うまく出来るように皆さんも応援してくださいね。明日も取材陣が何人かおいでになるそうです。今日も明日も無事に終わるようにと祈りながらわたしは裏口からそっと帰りました。


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現在 中海TVで新春対談の番組が流れています。この番組には私も参加させていただきました。


この番組製作スタッフが番組編集中に突然、『たたら顕彰会っておもしろそうじゃん!』と思われたそうです。


ありがたいことです。


きっと季節君の熱意が通じてしまったのです。


奇特な方です。きっとこのスタッフさんは今年は金運に恵まれることでしょう (笑)


ということで、たたら顕彰会について新たに番組を作っていただけることになってしまいました。なんということでしょう。新年早々のお年玉でございます。


今日、たたら顕彰会事務局に編集者さんがおいでになり、季節君も参加して打ち合わせをしました。しかし、、、奇遇なのか、いつも私が忙しいからなのか、取材がいきなり強行軍になりそうです。今週の顕彰会の役員会や小学校の出前授業、日野高校の授業、来週は製鉄遺跡調査に各賞受賞パーティーなど取材できるイベントが多くあります。テレビ局さん、しっかり付いてきてくださいね。


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