高殿模型について
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私たち伯耆の国たたら顕彰会が活動するようになってからいろいろな方がおいでになりいろいろな助力を申し出てくださいました。ありがたいことでございます。
そんななかでとある研究機関からとある情報が入りました。
秘密が多いですが、まだ極秘です。こうして秘密機関が暗躍して世界は作られてきたのです。これぐらいもったいぶらなくてはなりません。なにせ、ものがものですから。
大きな声では言えませんが、じつは
かの有名な『日本古来の砂鉄精錬法』の俵国一先生の都合山の資料を使って、高殿模型が国内で3個作られたそうですが、そのうちの一個を寄付しましょうかというものです。
ひとつは東京の博物館。もうひとつは安来の和鋼博物館。そして国内3個目がこれです。
ええ!!! ∑(゚◇゚;)
って驚いちゃいましたね。わたしなんか。
そこで本日研究機関のかたがたと現地を視察に出張と相成りました。
現物は、確かにありました。
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思ったより大きくどうやって移動するの?というくらいおおきかったです。
中身はかなり傷んでいました。
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しかし、修復すればなんとかなりそうです。というか何とかしなくてはなりません。
持ち主のかたは『やはりこれはあるべきところにあるべきです。鳥取県日野町の遺跡の模型ですから鳥取県日野町においておくのがいいでしょう』とおっしゃってくださいました。
ありがたいことです。
これから移送と修復の計画を立てなくてはなりません。
しかし、、修復だけで数百万円かかるそうです。人手で持ち上げるのに10人がかりです。
それに展示施設も何とかしなくてはね。
新年早々大変なことになってしまいました。
しかし、まだまだ今年は大変なことが続いてしまいます。
皆さん目を離さないでくださいね。
小谷博徳先生は、地元の過疎化を阻止するためにあの手この手を講じておられる名物先生です。先生といっても今はもう退職されていますけどね。季節君がこの先生と知り合いになったのは、都合山遺跡つながりです。小谷先生はなぜか都合山の保存整備を早くからやっておいでで、私のほうが後発です。お話をお聞きするとグリーンツーリズムの活動をしたくて、ハイキングコースを作られたのだそうです。そのコースが都合山への古道だったと言うわけですね。都合山への道を毎年整備しておいでですし、都合山への標識なども作っておいでです。しかもすべてこれは誰に頼まれたわけでもなくご自分がボランティアとしてやっておいでなのでした。その小谷先生が本を出されました。季節君はこの本が新聞で取り上げられているのを見てぜひ読みたいと思ってしまったのです。米子の書店で販売されているそうですが、走って買いに行こうと思ったら、先生ご自身が私のところへ配達してくれました。今現在で半分ほど読んだところです。この先生の積極性が本の文字の中からほとばしって出てきます。すごいと思います。これから都合山の整備や保存について小谷先生とともにやってゆくと言うか、少しでもお手伝いをしたいと思った季節君です。不登校の生徒とともにいろいろな活動をしたり、過疎の村を守る取り組みなど皆さんも参考になるお話満載です。販売価格は1000円で内容も非常に読みやすくなっています。みなさん大急ぎで買いに走ってくださいね。
