アーカイブ

2012年01月

カテゴリ:

近藤家でテレビ取材がありました。


片岡鶴太郎の獄門島以来ではないでしょうか。


文化功労賞をお取りになった、たたら歴史研究の影山猛先生と、近藤様、そして女性キャスターさんとの座談会風の撮影です。


今日は私一人ではないので安心。しかも恩師にして最強のたたら歴史研究家の影山先生がおいでですので私なんかいなくてもいいくらいです。


場所は近藤家の事務所。ここは江戸時代末期に立てられたお屋敷ですが、今はたたみの部屋が板張りの事務所に改装されています。しかし、タイムスリップしたように古さを感じさせる空間です。


お屋敷自体は100メートル×100メートルくらいですが、先生の説明では多くの家族や従業員が暮らしたためこれくらいの広さが必要だったようです。このところの私の勉強の成果もあってか、先生のお話がよくわかります。



ときどき合いの手を入れたり、難しい部分は解説を入れたりしながらキャスターさんのリードのもとに和やかに取材撮影ができました。


しかし、先生は江戸時代の年号や金額などをしっかり記憶しておられて驚きです。いつまでもお元気で私の師匠でいてくださいね。


帰ろうとしたら、駐車場でスタッフの車がスタックしてました(←親父ギャグですいません)m(__)m


そんなたいした雪ではないのに都会人は困ってしまいます。(-_-;)


カテゴリ:

季節君は今、今年一番の寒波に閉じ込められて活動できなくなっております。


そこで、日野町図書館に行きました。また空っぽの頭に何かつめるものは何かないかなって作戦です。


ここの図書館は雰囲気がとてもよくって多くの人がやってきます。


 


 町民にとって自慢の図書館です。田舎に住んでいると余計に本って大事ですものね。


あちこちの本棚でこれはと思う本を物色。歴史の本を中心に集めていると、あれ!大きな発見をしてしまいました。こんな本があったっけ? 『山陽。山陰 鉄学の旅』



裏表紙には ひの郷会寄贈の文字があります。


ひの郷会とは、京阪神の日野町出身者の集まりです。


わたしも若い頃、この会合に出席するため大阪に出向いたことがあります。そして今年の夏には たたらの楽校にひの郷会の皆さんがおいでになり、短い時間でしたがガイドしたこともあります。


そういった経緯があってか、この本を日野町図書館に寄贈されたのでしょうね。ありがたいことです。とても頼りになる先輩がたです。というか、季節君の無知さに驚いて『ちゃんと勉強しなさいね』と気を使ってくださったのかもしれません。


ほかにもいろいろ気の使いようはあるのに、、


しかし、日野郡の記事があまりにも少ないことを見ると、われわれの活動があまりに遅すぎたなって思ってしまいます。


ひの郷会の皆さん、ちゃんと季節君はこの本を読んで勉強しますからね。と固く誓うのでありました。


カテゴリ:

昨年はずいぶん たたら顕彰会も皆さんに盛り上げていただきました。


そのおかげでたくさんの受賞がありました。


顧問の影山猛先生が 郷土のたたら研究で『鳥取県文化功労賞』を受賞されました。


同じく顧問の松本薫先生が小説TATARA『鳥取県出版文化賞』を受賞されました。


このおかげをあずかり、私たち伯耆の国たたら顕彰会までも『山陰信販地域文化賞』を頂いてしまったのです。


もう大騒ぎでございます。


おそらく私の人生においてこれ以上の喜びのひはあと3-4回くらいしかないのです。(もうちょっとあるかも)


この受賞は、地域の皆さんが たたらの歴史を大切にしたいという思いが追い風となったのです。


これを祝い、今後の活動について皆さんにもご相談したい。と思い三賞受賞合同祝賀会を開催することにいたしました。


要するに、なんやかやと口実をつけて飲み会をするのでございます


昨年末から忙しい中を役員みんなで手分けしながら準備したのですが、なんと鳥取県知事様。日野町長様。日南町長様はじめこの地域を代表する方々が多くお集まりくださいました。手作りの会ですので十分なことはできませんでしたが、おかげさまでわきあいあいと盛大に盛り上がることができました。今後は島根県と連携してみたい。。。とか世界遺産登録を目指すんだ!とか好き勝手なことをお話しましたが、言霊です。口に出さなければ実現しません。このお話をお聞きになった皆さんの中からもいろいろな反応がありました。ひょっとしたらお話した内容の中でもいくつかは実現しそうだなって予感がいたします。


今日も日野町や鳥取県日野県民局にうかがい、いろいろ作戦会議を開いてまいりました。今年も面白そうなことになってきたぞってわくわくしています。


カテゴリ:

本日もテレビ取材です。
最近発見した舟場山鉄山内遺跡の取材でした。
発見といってもそんな大げさなものではありません。
昔から地元のかたはご存知でしたが、鳥取県の調査報告書には未記載であったものです。
あまりに石垣群が大きく、たたら場だとは思われていなかったためでしょう。



周囲200メートル以上にわたって山内が構成されています。
かなり高いところに石垣が作られているために田んぼではなさそうだなって見当は付きます。
そして一番奥まったあたりにカナクソが出るのでたたら場であるのは確実です。
出雲街道沿いに作られたたたら場なのでこれだけ大きくなったのでしょうね。
おそらく住宅や事務所、それに川沿いの平地は農地であったろうと思われます。
鉄山墓の記録を読むと江戸時代から明治にかけて100年以上にわたって創業されています。



こんな遺跡が伯耆の国にはまだまだたくさん残っているのですね。
(都合山、砺波、谷中山、呼子山などなど、、)
皆さんも見学に来たいと思いませんか。
個人所有なので許可を取らないといけないところもありますが、ガイドや地図などの資料も準備したいなって思っています。
 


カテゴリ:

今日は大忙しでした。あさは早々に中海テレビの(番組制作会社の)スタッフさんと合流し、たたらの根雨楽舎に行きました。そしてここの資料を使ってたたらの歴史を手早くお話しするのです。今回は制作会社きっての美人キャスターさんがおいでになりました。わたしはテレビカメラなんぞでは緊張しないのですが、女性は苦手です(注※ ここで言う女性とは若い女性を指します) 思わぬ天敵の出現に苦戦を強いられながらもなんとか、、、かんとか、、、撮影はOKが出ました。


そして昼食をはさんで午後の部は日野高校です。



先日来、書いておりますが、なんたって 4時間授業ですよ、あなた!


校長室に座って出番を待ちますが、昔、影山校長先生に呼び出されたときもこんな感じだったなーって思い出しました。あの時は3年間の授業を命ぜられました。


そして教室へ。驚いたのは、各机にパソコンが置いてあるのです。昔私がパソコンの授業をしたときは4台しかありませんでしたからね。しかも MS-DOSでした。(時代がわかってしまいます)さっそくパワーポイントなどというこしゃくなものを使いながら授業を進めます。


近くの鉄山遺跡のお話から始まって、たたらの仕組みや理論。。。ここではっと気がつくと、教室がシーーンとなっています。


ま、まずい。。 ( ̄_ ̄|||)


話をもっとやわらかくして皆さんの興味のある方向に持ってゆかなくては。ということで、わたしの遺跡発見の実話などを織り交ぜてお話をしていると、あっ!というまに授業が終了の時間になってしまいました。


さいごに生徒さんに質問はありますか?とお聞きしたらたくさんの方からの質問が出て、しっかり聞いていてくださったのだなってホット安心しました。



若い方に郷土の歴史を知っていただけたし、私もプレゼンの練習ができたし私はちょっとだけ自信をつけてしまいました。


今日は大変よい仕事ができたと思います。。


 (*^ー゚)b グッジョブ!!


このページのトップヘ

見出し画像
×