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2011年08月

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きょうはたたらの楽舎でバーベキューをしました。


地元でたたらの情報発信活動をしておられる人や、地元の政治を担当しておられる方などお集まりいただいて、顕彰会の上半期の活動の慰労や今後の打ち合わせを兼ねて、、ま、、いわゆる 飲んで騒ごうという会です。


わあい\(^▽^\)(/^▽^)/わあいっ



恒例のドラム缶製のグリルに火をおこし、最初のうちは上品に鮎を並べます。日野川の天然鮎は聞き鮎選手権での食べ比べでも全国順グランプリに輝いたこともあるほどの美味な鮎です。私が子供のころ地元鮎漁師の間には組合があって出荷していましたが、今はなくなりました。それでも今でも鮎漁師はいて料亭などに天然鮎を提供しています。今一番有名なのが瀬田匡志君で、ダイワ鮎マスターズや報知新聞杯、JFAなどでの全国優勝経験があります。


鮎釣り師の端くれである季節君は日ごろ皆さんの足を引っ張って失敗ばかりしているので、今夏は懺悔の意味もあって鮎を50匹ほど大盤振る舞いしました。ま、冷凍庫の中がいっぱいになって困っていたので助かりましたけどね。


<`ヘ´>


 


やっぱし鮎は炭で焼いたのがおいしいねなどといいながら、鮎やお肉をほおばり話が弾みます。用意した飲み物がなくなることにはあたりもとっぷりと日が暮れて、涼しくなっていました。雨もちらりと降り始めていましたが、晴れ男の私の念力もあって何とか最後まで雨の神様が我慢してくれました。


いろいろな方と親睦を深め、情報交換や意見交換もして今後の活動方針を話し合い、私にとってはとてもありがたい会でした。こんな会なら半年に一度でなくても、毎月でもいいぞって思っちゃいましたね。鮎を取るほうは大変だけれど。


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鳥取県町村教育長の研修会がありました。


今回は郷土の歴史を研修するためにわざわざ根雨たたらの楽校を選んでくださいました。


ありがとうございます。


 


久しぶりに暑くなった昼下がり、季節君はたたらの楽校に向かいます。もちろん愛車のベンツ(私の自転車の愛称です、気にしないで)にまたがり暑い中をひーひー言いながら楽舎到着  (ー。ー)フゥ 。根雨の町のメインストリートのゆる~い傾斜が結構きついのです。


慣れ親しんだ楽舎の鍵を開け、雨戸を開け、格子戸を開け、ガラス戸をあけ、窓を開け、キャビネットまで開けて、、古いお屋敷は風通しはいいけれど開けるところが多くてこれまた大変。


 


そして待つこと数分。玄関にバスが到着です。思ったより多くの偉そうな方が次々とおいでになります。20~25人くらいでしょうか?


たじたじしながら季節君はそれでも一生懸命説明を始めます。奥日野のたたらの歴史のお話、近藤家のお話、先日聞いた宮市原開墾のお話などをしてあっという間の30分。


皆さんさすが教育者です。紳士に最後まで聞いていただきました。


皆さん口々に『うわさでは聞いていたけれどすごい歴史があったものですなー』と感心してくださいました。皆さんの丁寧なご挨拶を頂戴しこれまた大変な古民家の戸締りをして屋敷を出るとちょうど雨が降り始めました。


わたしの日ごろの行いがいいために、天照大神さまがきっと雨を降らせるのを待っていてくれたのですね。


神様、サンキュー♪  (*^-゚)vィェィ♪


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8月20日、伯耆国たたら顕彰会事務局通称ようちゃんは石見銀山関連講座「田儀櫻井家の製鉄業と石見国」の講座を聞きに出雲市へ出かけた。自動車道無料区間と国道9号線を利用していく計画であった。


しかし、松江西ICで9号線に回らなければいけなかったが、うっかり有料区間へ。仕方なく1区間走り宍道ICで降りることになった。その後9号線を走っているつもりだったが、なんか変だな?左路側帯に車がたくさん駐車しており何かイベントをしているのかな?ふと右を見ると田圃が一面まっきっき(真黄黄)写真のとおり。20日(日)の山陰中央新聞に掲載されていた斐川町のひまわり畑であった。松江西ICで降りて9号線を走っていたら見ることは無かったなぁ。


 


 


田儀櫻井家の経営はたたら場も数箇所あったが大鍛冶場は宮本鍛冶屋敷に集中され、製品化されている様子。又、伯耆国(赤崎・淀江あたり)からもズクを仕入、製品化して石見国(石見銀山等)・北陸(能登国)あたりに販売していたようである。鳥取県日野郡江府町の鉄山師、下原重仲の「鉄山秘書」によると「小鉄7里に炭3里」といわれ、砂鉄は28km、炭は12km以内で調達しないと採算に合わないと言われ、奥日野・奥出雲地方では製鉄所・大銅場・大鍛冶場・小鍛冶などを備えて経営していたが、田儀櫻井家の経営は少し違っており、参考になった。奥日野・奥出雲地方は大阪が消費地であったからだろうか?


写真・ビデオ撮影の許可を求めたが断られたので、この日はひまわりの写真でご勘弁を!


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鳥取県立公文書館の巡回講座が開かれます。


会場は日野町開発センターです。


これがとっても楽しみなのです。9月10~11日です。


詳しくは公文書館のHPをどうぞ。http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=172204


入場無料ですが事前申し込みが必要ですのでご注意ください。もうすでに情報をお聞きになった方からぼちぼちと予約が入っております。定員になり次第締め切りますが、おそらく定員はオーバーするでしょうね。


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たたらの楽校夏季講座がありました。


今年は江府町の前文化財審議会会長 小田先生に『近藤家の宮市原開田』というお話しをしていただきました。


会場は朝9時開場です。私が着いたときにはすでに根雨楽舎は開門しており、スタッフの皆さんがあわただしく準備をしておいででした。


しかし雨。無常にも雨。   il||li _| ̄|○ il||li   だれかスタッフに雨男がいるのでしょうか。よりによってこんなときに 、、、雨 です。


果たしてこんな雨の中をお客様がおいでになるか心配です。


しかし、お客様は誰もおいでにならないまま、ついに小田先生がおいでになり 間を持たせるためいろいろ資料のお話をしておりました。  ら ?  らら???  ラララ♪ ♪お客様がおいでになりました。


そして次々にお客様がおいでになります。講義開始の時には会場はいっぱいになりスタッフは入れなくなっていました。いいですからね、スタッフは廊下で待っていなさいね



 


お話は、かなり格調高く進んでゆきます。


近藤家はたたらによる製鉄事業に成功し巨大な資本を蓄えたわけですが、たたらによる事業が成り立たなくなったとき何を考えたか。そのとき近藤家は業種転換を図り大規模な営農を試みます。


鳥取県江府町にある山中の荒地。水のないこの地に山の向こうからトンネルを掘って水を引き、傾斜地をならし、田畑を作る。そして入植者を募り土地改良して広大な田畑を作り、村を作り、役場までできました。最後には入植した小作の人たちのために農地を解放して終えるまでのお話です。私たちも近藤家が宮市原に田んぼを作ったというお話は聞いておりましたが、実際はかなり複雑なお話でしたし、苦労も多かったようです。


ただ、山内を作ってたたらをしてきた近藤家には土木技術や山を見る目。資本力がありそれが可能だったということです。


 


それにしてもお話の巧みな話術に引き込まれあっという間の1時間でありました。


自然発生的に拍手の渦になったことからもお客様も満足されたのがよくわかりました。


 


本年度はこのほかにも 鳥取県立公文書館の巡回講座(9月10日~11日)で近藤家文書の魅力に迫りますし3月には鳥取県教育委員会主催のシンポジュウムも企画中です。


どちらも無料ですのでどんどん参加してくださいね。なお、鳥取県立公文書館の講座には事前申し込みが必要となっています。


お申込・お問合せ先〒680-0017 鳥取市尚徳町101 県立公文書館
電話0857-26-8160
電子メールkobunsho@pref.tottori.jp


 このことについては後日詳しくお伝えいたします。


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