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2011年05月

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先客を近藤様にお任せして楽舎の玄関に出てみると、こちらも美人と男性のペアでおいでになったお客様です。今日は大安吉日であります。


わ~い♪\(*^▽^*)/\(*^▽^*)/\(*^▽^*)/わ~い♪


鳥取県の景観町づくり課からお越しのかたでした。


以前、お会いした折に根雨楽舎の庭を手入れしたいとご相談申し上げたところ、ありがたくも季節君の相談を覚えておいてくださり今回のご訪問になったそうです。今回は造園技師、文化財庭園保存技術者の方2名でのお越しでした。遠方よりありがとうございます。


小雨の降るなかを楽舎の庭を見ていただくと、『これは石庭にしたらいいと思いますよ』とのお話です。具体的に塀の修復とか石の配置とかをアドバイスしていただきました。


 


近藤家のお庭も拝見できませんか?とたずねられると今回は専門家の派遣でもあり近藤さんはOKしてくださいました。


個人のお宅であり、公開されていませんので本来は入ることはできない未知の領域なのです。


というわけで、季節君も役得で近藤家のお庭や裏庭も拝見することができました。どちらも、春の緑に映えて、また裏山の借景もあってみごとなものでした。おおきなもみじの木が3本ありましたが、これが色づいたらさらにすごい景色になるんでしょうね。ため息が出ます。裏庭には池もあって中央が小島のようになっています。池からその対岸に石橋が2段に分けて掛けられています。とても個人所有の庭のレベルではありませんね。


いまは鯉はいませんが、この池に錦鯉をたくさん入れて毎朝 餌のお麩なんかあげて暮らしたいなぁ。とあたしなんか思ってしまいましたね。(どこかの映画でお殿様がやってました。)


根雨の町は水が綺麗なので池を作ると鯉がとても映えるのです。やはり渓流からの水だし山が真砂山だから泥がたまらないのでしょうね。


今根雨の町ではサギによる被害が続出しています。詐欺師のサギではなく鳥の鷺です。根雨の町には池のあるお庭が多く、飼っている鯉が鷺に食べられてしまうのです。したがって池には網を張ったりして防御が必要です。近藤家の庭の場合は広すぎて網を張るのが大変でしょうねぇ。


いやいや、いらぬお節介でありました。o( _ _ )o...


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私は携帯電話を持ってはいるのですが面倒なのであまり持ち歩かない主義です。それでは携帯電話の意味がない?その通りです。季節君はなかなか連絡がつかないと皆さんにご迷惑をおかけしております。


m(__)m


しかし、本日は根雨楽舎がオープンしておりますので不意のお客様があるかもしれないと携帯電話につながれておりました。そしたら案の定です。


着信を知らせる派手なミュージックであります。はて?着信歴を見ると近藤家御当主様からでありました。不意のお呼びにとまどいながらも自転車を呼びます。。。。口笛で呼んでもこないので私が自転車置き場に走ります。いつもなら自転車のほうからやってくるのですが今日は自転車の機嫌が悪いようです(そんなわけないか)。


そして根雨の町を自転車で暴走します。このごろ根雨の町では私の自転車往来が名物になるとかならないとか。 なりませんね。きっと。


根雨楽舎に行くと初老の男性と美しい女性の方が写真を前に話しこんでおられます。なんでもご先祖が近藤家のたたら場の手代をしておいでであったそうです(今で言う職員200人ほどの支店長か支配人といったところ)。写真はそのご先祖様がほかの山内を担当された手代の皆さんとそろって写っておいでです。しかも驚いたことにそのバックには根雨神社の本社(ほんやしろ)が写っています。根雨神社の本社は昔、根雨神社境内の山の上にあったそうですが、今の社に建て替えられるときに根雨の町に移築されたといわれています。その本社が移築前の姿で根雨神社境内の山の上に建っている写真でした。やはり言い伝えは正しかった。こんな写真が実在しているのを見るとぞくぞくします。明治初めころの写真だそうです。そして本社は鳥取県でも最古級の神社建築だと言われています。


 


すっげー写真が残っているのですね。 (@_@;)


さらにお話を伺うと、手代をされていたかたの息子さんが昭和30年ころに残されたたたらの言い伝えの録音が残っているそうであります。当時は録音機が珍しかったのでそうして記録を残されたのでしょうね。そのお音源も近々にお借りできるようです。モンダイはそのテープを再生できる機械があるかどうか?おそらく7インチ2トラックだと思われます。


話が広がりますね。皆さんで楽舎のパネルの前で記念写真を撮っていたら『こんにちわー』と声が掛かりました。新たなお客様です。


あらあら今日は忙しいわ!と玄関に向かうとそこには、、、、、


いいところでまたも続編に続きます。


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6月12日に米子発のツアーがあります。


ぼちぼち予約が集まっていますが、まだお席に余裕があるようです。



日南町美術館のイベント企画は今日の日本海新聞にも掲載されていました。


たたらの楽校 は 根雨楽舎にも大宮楽舎にも ガイドを配置する予定です。


ご予約はチロル観光さんへお願いします。


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日曜、たたらの根雨楽舎にお客様がありました。


わざわざ大阪からたたらの勉強においでだそうです。それではと、たたらの楽舎を説明するために急遽季節君の出動です。


わが愛車 ベンツ、、、に負けるとも劣る 中古の自転車を駆って大急ぎで根雨街道を走っていると、、、、ありゃりゃ !!(@_@;)


根雨歴史民族資料館開館中の看板を発見しました。こんなのあったけ??


ま、急ぎますので、根雨楽舎に行きました。そこでお待ちになっていたお客様はご先祖がこの地方ご出身で、お名前がたたらにちなんだお名前なのだそうです。季節君の知る限りのたたらのお話をしましたところ、私の名前はここから来ているに違いないとかなりお喜びでありました。


お話をしている間も私の気持ちは『根雨歴史民族資料館待ってろよーーー!!』


でありました。



資料館に行くと、展示が今まで訪れたときのものと違っていました。


古民具はもとより、たたら関連のものも置いてあったりしました。


そしてさらに驚くのは、この資料館自体が近藤家の寄付によるものなのであります。昔、根雨公会堂として近藤家から町に寄付されたのですが、それが証拠に今でもステージ袖には近藤家の御当主様の胸像画が飾ってあるのでした。



近藤喜平衛(6代)さんと喜八郎(5代)さんです。 この建物だけでも見る価値はございますよ。


さらに、今年はすでに数回の観光バスツアーが来ております。根雨の町の歴史探訪ガイド、たたら資料館の視察、歴史民族資料館の視察、をセットでいかがでしょうか。


根雨歴史民族資料館 第2、第4日曜日開館。入館料200円 


根雨たたらの楽舎 土、日開館。入館無料。


根雨の町ガイド 今のところ無料。日野町役場観光課、日野町商工会にお問い合わせください。


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根雨神社の本社は普段は公開されていませんが、池の中に浮かんだような造りのとても古い建物です。



ここでは昔、庚申の日にお祭りがおこなわれ、近藤家のかたもおいでになったのだそうです。庚申祭とは庚申の日の夜に体内にいる虫が閻魔(えんま)様のところに行き告げ口をするので、虫が体内から告げ口に行かないように寝ないで酒盛りをしてすごしたという儀式だそうです。江戸時代にはやった儀式だそうですが庚申の日とは『サルの日』なので猿の像を祭ったとか、天邪鬼がサルを嫌ったのでサルの神様を祭ったとか言われています。


神主様が見せてくださったのがこの彫り物でした。



やはり、お猿様の神様でありました。


うーーん。そのほかにも古い神社にはいろいろなものがあるんでしょうね。勉強してみたくなりました。


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