米子法人会主催のイベント開始
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第1部はたたらの楽校での『近藤家が奥日野でおこなったたたら製鉄』の説明会です。
ちょっと早めに会場に行くと事務局のかたがおろおろしておられます。
お話を伺うと、たたらの楽校までお客様と歩いて根雨の町並みの説明をして欲しいと言われて困ってらっしゃるとのことでした。
困っている人を見ると、だまって見ていられない昔気質の『遊び人の金さん』みたいな性格の季節君は『事情はすべてわかった!こっからさきはあっしに任せておくんなさい。』と、やめておけばいいのに根雨の町インスタントガイドを引き受けてしまったのでした。
玄関に出て、『さあ、皆さんでかけましょう!』と、元気良く振り返るとぞろぞろと沢山の人です(@_@;) 予想外の人手にたじたじです。大型バス1台分くらいの人が根雨の町並みを歩き始めると行きかう車と入り混じり交通渋滞を起こしてしまい、事務局の人がまたもおたおたしておいでです。わし、知らんもんね~。こんな話は聞いていないからね。
と、どんどん歩き、近藤喜六さんの舟便の石碑とか、近藤家が太っ腹で どーーーん と寄付した公会堂の建物とか、勝瀬家とか、酒近藤家などの近藤家一族様のお屋敷とかもちろん御本家、祇園神社、本陣跡、緒方家、手嶋家跡、昔の根雨神社本宮など、歴史のある町並みを紹介してたたらの楽校に到着しました。当日は前日までの吹雪と打って変わってとても天気が良く、暖かな春の日差しを浴びながらの散歩でした。これもすべて私の日ごろの行いが良いからだもんね~。チガウカ、、、
楽舎では、最近習い覚えた新しいお話も交え最新バージョンの30分解説(40分だったかな?)をしました。何度もおいでになっている方もあって、『今日のもおもしろかったねー』とお褒めを頂きました。
でも山伏からの伯耆のたたら伝説、もうひとつの国宝伯耆安国のお話や重要文化財鬼切り安綱のお話などは割愛しております。さらに金持神社のお話、長谷部信連など、いろいろなバージョンがありますから、今回おいでになったからと安心していてはいけないのです。免許皆伝になるにはまだまだ通って頂かないといけません。そのたびに私も勉強して新しいお話を仕入れ、飽きさせないように頑張るんですけれどね。
たたら相関絵図のポスターは在庫がすべて売り切れましたからまた内職の袋入れをして製作しないといけません。。だから300円は安いといったのに製作者の先生は広く行き渡ることを目指す!とかいって聞かないんですから。今後は少しずつ値上げさせてくださいね。
わいわと質問を受けながら、また春の陽気にうきうきしながら絶好調の季節君は会館に帰ってきました。
ロビーにはさらに多くの方と、わがたたら顕彰会のスタッフもいていよいよフォーラムが開幕です。
ここで次号に続くんだな。。。