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2011年03月

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米子法人会の主催で『近藤家のたたら製鉄に見る経営センス』というフォーラムが根雨で開かれました。
第1部はたたらの楽校での『近藤家が奥日野でおこなったたたら製鉄』の説明会です。
ちょっと早めに会場に行くと事務局のかたがおろおろしておられます。
お話を伺うと、たたらの楽校までお客様と歩いて根雨の町並みの説明をして欲しいと言われて困ってらっしゃるとのことでした。
困っている人を見ると、だまって見ていられない昔気質の『遊び人の金さん』みたいな性格の季節君は『事情はすべてわかった!こっからさきはあっしに任せておくんなさい。』と、やめておけばいいのに根雨の町インスタントガイドを引き受けてしまったのでした。
玄関に出て、『さあ、皆さんでかけましょう!』と、元気良く振り返るとぞろぞろと沢山の人です(@_@;)  予想外の人手にたじたじです。大型バス1台分くらいの人が根雨の町並みを歩き始めると行きかう車と入り混じり交通渋滞を起こしてしまい、事務局の人がまたもおたおたしておいでです。わし、知らんもんね~。こんな話は聞いていないからね。
と、どんどん歩き、近藤喜六さんの舟便の石碑とか、近藤家が太っ腹で どーーーん と寄付した公会堂の建物とか、勝瀬家とか、酒近藤家などの近藤家一族様のお屋敷とかもちろん御本家、祇園神社、本陣跡、緒方家、手嶋家跡、昔の根雨神社本宮など、歴史のある町並みを紹介してたたらの楽校に到着しました。当日は前日までの吹雪と打って変わってとても天気が良く、暖かな春の日差しを浴びながらの散歩でした。これもすべて私の日ごろの行いが良いからだもんね~。チガウカ、、、

楽舎では、最近習い覚えた新しいお話も交え最新バージョンの30分解説(40分だったかな?)をしました。何度もおいでになっている方もあって、『今日のもおもしろかったねー』とお褒めを頂きました。
でも山伏からの伯耆のたたら伝説、もうひとつの国宝伯耆安国のお話や重要文化財鬼切り安綱のお話などは割愛しております。さらに金持神社のお話、長谷部信連など、いろいろなバージョンがありますから、今回おいでになったからと安心していてはいけないのです。免許皆伝になるにはまだまだ通って頂かないといけません。そのたびに私も勉強して新しいお話を仕入れ、飽きさせないように頑張るんですけれどね。
たたら相関絵図のポスターは在庫がすべて売り切れましたからまた内職の袋入れをして製作しないといけません。。だから300円は安いといったのに製作者の先生は広く行き渡ることを目指す!とかいって聞かないんですから。今後は少しずつ値上げさせてくださいね。

わいわと質問を受けながら、また春の陽気にうきうきしながら絶好調の季節君は会館に帰ってきました。
ロビーにはさらに多くの方と、わがたたら顕彰会のスタッフもいていよいよフォーラムが開幕です。

ここで次号に続くんだな。。。


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さあていよいよ今週末に米子法人会主催のセミナーが開催されることになりました。
鉄山師としての経営に大成功を収めた近藤家が、なぜ経営に成功したかを考えてみようと言うセミナーです。一昔前なら天下の近藤家の経営を考えるなどと言う恐れ多いお話しなど日野町では開くことはできませんでした。それくらい奥日野での近藤家の威信は絶大でありました。
40年ほど前に東京でお住まいの御当主がお盆に根雨に帰っておいでになった際にはNHKでニュースを流したくらいでありました。
さて当日はどういうお話になるか私にもわからないところです。
現在の御当主さまも、どういうお話が出るか興味を持っておられるかもしれません。ひょっとしておいでになられたら、私などはビビッてしまいます。
いままでは、たたら製鉄についてとか、たたらの歴史についてとか言うセミナーは開かれてきましたが鉄山経営についての討論会は初めてだと思います。

第1部は午後1時から根雨楽舎でたたらの歴史の説明会。
第2部は小説TATARAの講談を作者の松本さんご本人がなさいます。
そして第3部が近藤家の鉄山経営について考える対談です。

どこからでも参加できますが1部に参加される方は午後1時に日野町山村開発センターに集合だそうです。

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今日は鳥取県の経済団体のフォーラムがありました。
で、私にも参加しなさいとのおかみからのお達しがあり、へへー参りましたと参加してきました。
会場に向かう途中で、昼食にしようということになり倉吉のうどん屋さんに入りました。同行した先輩役員さんにおもしろいよって紹介されたのがセルフサービスのうどん屋さんだったのですが、私はこういったお店のシステムがよくわからない世間知らずなので苦手です。以前もこういったお店に入ったところツユのないうどんを食べる羽目になったことがあります。
とりあえず広く世間に見聞を広めるために勇気を持って挑戦してみることにしました。先輩役員の見よう見まねをします。まずトレーを取ってカウンターに置きます。フムフム、、、次に先行者は特盛りのうどんを注文。うどんのサイズは小、並、大盛、特盛りとあり麺が1玉、2玉、3玉、4玉、と増えてゆきます。私は4玉は自信がないので大盛を頼みました。
そしてテーブルに並べてあるものを好きに取っていいようなので、海老のテンプラを所望いたしました。うどんの麺を丼に入れていただき、さらに進むとレジスターがあり精算が行われます。おお!めっちゃ安いです。この料金なら一族郎党を連れてきても大丈夫です。これからわが一族の冠婚葬祭はこちらで行うことにいたしましょうぞ!
レジを通り安心したところで、先行者はコーヒーを入れるような機械でツユを丼に入れておられます。
おおおおぉ!ヽ(^◇^*)/  これであったか! ここに汁を入れる秘密兵器があったのでありました。苦節〇年、これがわからないばかりに私の人生は今まで散々なものでありました。
やっとあんしんです。これからはセルフサービスのお店に入ってももう大丈夫です。
同行した皆のものでおうどんを頂きましたが、予想外に大変美味しいものでありました。

その後、無事会場のホテルに着き、フォーラムでよくお会いするいつもの役職員の方たちと合流し今年の県内の新規事業のプレゼンを聞き、審査の結果、中部のかたが大賞を獲得されました。

ただ、私にとっての今日の大賞は、あのめんつゆを配給してくれる機械でありました。
今日も天下泰平です(笑)

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