小説TATARA感想文審査会
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私の特に心を引かれた部分を抜粋します。
長文の部 最優秀賞 y。s様。
。。。この物語は、鳥取県日野郡日野町根雨の「たたら」経営の近藤家をモデルとし、幕末から大正に至るまでの近藤家の当主像が原型であるものの、あくまでもフィクションの由。しかし、随所に史実を巧みに織り成しての迫真性のあるストーリーの展開、黒井田家三代の当主を支え、たたら社会で健気に生きたりんの生きざま、「残照」で終わるりん64歳の生涯、まさに感動の物語である。。。。(中略)
1500年という永い歴史をもつといわれるTATARA製鉄の故郷の遺跡は、どのような現状にあるのか。先に世界遺産登録された石見銀山遺跡に優るとも劣らぬ貴重な文化遺産ではないだろうか・・・。
優秀賞には M.K様。 H.K様
短文の部 最優秀賞 I.I様
主人公「りん」の一生を激動する明治期、たたらを舞台に黒井田家の人々、嫁ぎ先の主人吉岡とその義母と養子直矢、黒井田家に共に奉公した女性たち、日野で働く職人たちとの人間関係を通して見事なまでに描いた感動の書です。特に「りん」の他人を思いやるやさしい心、自分の事を犠牲にしてまでも相手を優先して事に当たる姿勢、そして常に何事にも前向きに行動する明るい性格など。理想的な女性像として描かれていることは現代人のわれわれとしても大いに学ぶ点だと思いました。それから奥日野のたたらの知識を得られたことは本当に有難い限りです。
優秀賞には Z.M様。M.F様。M.S様。F様。N様。
詳しくはホームページで掲載されます。
遠方の方が多いので、わざわざおいでいただいての表彰式は行わず、該当者の方に直接お知らせして特産品をお送りすることになりました。
なお、紹介しておりませんが佳作の皆様にも、お知らせして特産の農産物をお送りしますので楽しみに待っていてください。
さらにさらに、、フォーラムなどでアンケートにお答えいただいた皆様から抽選で25名の方に 奥日野地方での特産 味噌を送りします。
みなさん。ありがとうございました。