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日野のたたらを題材にした小説が、ほぼ完成しました。
資料を頂き、読んでみますがかなりの長編小説です。
しかし、ストーリーに引き込まれ、仕事も忘れて読みふけっていました。
最後まで読み終えた後、心にぽっかり穴の開いたような気分になり、涙があふれバスタオル1枚使って泣きました(これはオーバーです)。女性作家ならではの人間模様が描かれておりしみじみと心を動かされます。
また、私らも調査したり、聞き告がれている史実も多く書かれており、読んでいてとても勉強になりました。この小説を読むと当事の日野郡の様子が手に取るようにわかります。
また、明治から大正の激動する日本史の勉強にもなります。
商売をするものの悩みや心意気といったものも書かれており、読む人の立場によっていろいろと読み取ることのできる大変すばらしい小説になっていると感じました。
近日公開される予定です。どうぞお楽しみに