最近、文化財に対する考え方が変わってきているように感じます。

世界遺産の制度は、文化財の保存だけでなく、その利活用を視野に入れています。

日本遺産しかりです。

そして、このたび文化庁の考え方も示され、文化保存活用地域計画が発表されました。

 

文化財の保存と利活用を、それぞれの地域の実情に合った形でやってゆこうねということでしょう。

日野町でもこの法令の適用を受けるべく、審議が始まっています。

日野町文化財保存活用地域計画検討委員会が組織され、3回の会合が持たれました。

 

この計画の中にある歴史認識が正しいのか、日野町文化財保存審査会に諮問することになりました。

じつはその諮問委員会こそ季節君(私のことね)が勉強させていただいている現場です。

 

先日この諮問委員会が開かれ、鳥取県教育委員会からもアドバイザーをお招きして、3時間にわたり喧々諤々の議論が戦わされました。

日野町の歴史文化の特徴はどこになるのか。

キーワードがいくつか提案されます。

たたら

出雲街道

黒坂城址

金持党

地域性としては、広い意味としての根雨。黒坂。上菅。

いい加減なことはかけないので、しっかりした裏付けや文化資産の把握が必要だと、そのためには踏査と知識のしっかりした裏付けが必要だと、改めて思った次第であります。

 

 

委員の先輩から、私の知らない話もたくさん聞かせていただいて、大変勉強になりました。

若い委員さんや学芸員さんの参加もあり、日野町の未来に希望を持ちました。
もう少し勉強して、自分の知識のレベルアップを図ろうと思います。

 

日南町道の駅でたたら展示があります。

日南町日野川の郷(道の駅)でたたらの展示があるというお話を伺いました。
伯耆国たたら顕彰会の会長から視察に行くようにとのご指示であります。

(`・ω・´)ゞ

早速季節君もお邪魔することにいたしました。
日南町は、まちづくり協議会という組織があり、今回は大宮町づくり協議会の展示です。
今は自動車専用道路もできていて、会場までは快適なドライブです。

道の駅の玄関にはこのような掲示がありました。
IMG_1244


早速カメラを持って入らせていただきます。
今回の展示は撮影を快くOKしていただきました。

一番目を引く展示物は、このジオラマ。
日南町でも有名な人形作家さんの作品です。

IMG_1246-2

大宮の吉鑪というところのジオラマ。
写真は残っているのですが、実際の建物は数件しか残っていません。
ここは、江戸時代には青砥家が操業した印賀鋼の産地です。
そして明治、大正期には近藤家が低燐鉄を生産した拠点です。

やはり立体で見ると臨場感があっていいですね。

さらに奥には、ガイドのビデオが流されていて、鋼の展示もありました。
IMG_1247-2

お兄さんが丁寧に解説もしてくださって、わかりやすい展示だなと思いました。
スペースに限りがあるため、展示資料の数にも限りがありますが、大宮たたらの楽校とセットで見学されたらいいと思います。
たたら顕彰会が出版した遺跡調査報告書などの出版物の販売もしておられるようです。

この展示は6月20日くらいまでの期間限定のようです。
ご覧になりたい方はお急ぎください。


ちょっと古い話題になりますが、近藤家9代目さんと鳥取県が、根雨小学校に残る資料確認に行かれたという記事をみつけました。

近藤家7代目寿一郎氏が根雨小学校に寄付された、理科標本の確認に行かれたようです。

おりしも、寄付がなされて99年目のことなんだそうです。

 

近藤さんと訪ねる根雨小学校  /とりネット/鳥取県公式サイト (tottori.lg.jp)

 

季節君も根雨小学校出身なのでこの標本の事は知っています。

根雨駅前に木造校舎があった頃のお話です。

低学年の頃は一階の教室を使うのですが、高学年になると2階の教室になります。

当然2階には階段で上がります。

その階段の途中に標本が置いてあるのです。

それは、ライオンだったり、猩々(オランウータン)だったり、鷹だったりします。

目にはガラス玉がはめ込んであるのですが、恐ろしかった記憶があります。

夏の夜には子供会で肝試しをしました。

夜の校舎では、なによりこの標本が恐ろしかったんです。

今でも忘れてはいません。

 

その時には、どこの学校にも理科標本はあるのだろうと思っていました。

後になって知ったのですが、近藤家さんが動物園などない山の学校の子供にも動物を見せてやりたい、と思われたと聞かされました。

ほかにも学校を寄付したり、公会堂を寄付したり、今では考えられないようなことをしておられます。

私も、近藤家のたたらの業績を顕彰することによって、はじめてそういったことを知り驚かされています。

ちなみに、水生生物や材木の標本は子供には興味がなく、私もまったく記憶しておりません。

そういえば、トラの標本ってありませんでしたっけ?

幼いころの記憶は確かではありません。

このページのトップヘ

見出し画像
×