野だたらの遺跡調査

日野町久住に野だたらの遺跡があります。
どうやら40年前の鳥取県教育委員会の調査時には地元からの情報提供でわかっていたようです。

それをこの度、島根の角田先生が再調査されることになりました。
日野町だけではたたらの十分な調査が難しいのです。

季節君とインディーさんも調査に行くことになりました。
もちろんインディーさんは調査員として、季節君は野次馬としてです。

測量資材を季節君も抱えて、山を登ります。

そして出たのはこんなところ。

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山を切り崩して平地を作っています。
切り崩された山は壁山となります。
そして進入路が両側にあり、その脇には小山ができていました。
それは、カナクソを積み上げたものでした。

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測量用の杭が立ちません。
そこには大量のカナクソとともに、炉壁までもが捨ててありました。
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中央にはくぼみがあり、本床があったのがわかります。
平地全体の広さは10×10くらいだったでしょうか。
炉からカナクソまでの間が近すぎるので、大きな建築物は立ちません。
典型的な野たたら。しかも保存状態がとても良く地形はそのまま残っていると言っても過言ではありません。
たたらファンにとっては興奮の遺跡でありました。

ヤッルゥ!o(*>▽<*)o

詳しく測量して地形を図面に落とすのは専門家の仕事。
季節君は報告書ができるのを楽しみにしています。

伯耆の国たたら学入門講座

米子市立図書館でたたら学の入門講座が開かれました。

季節君は、遅番なのでゆっくりと家を出ます。

米子は雨が降っていました。
図書館に入って、駐車券をチェックしてもらいます。
これをしないと駐車場代がかかるんだもんね。
季節君は、昔、詳しくは説明しませんが、痛い目に合ったことがあるので知っています。

会場に入ると、先輩がすでに基礎講座を開始しておられました。
部屋は結構熱気むんむん。
ヤッルゥ!o(*>▽<*)o
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で、季節君も大人しく基礎講座を聞いていました。
境港の鉄山融通会所の設立とか、明治のたたらとかの説明でした。

そして、カナクソ学。
季節君が、鍛冶滓や製錬滓の見方。再結合滓のお話しなんかをしました。

さらに、トークショー
小説家の松本薫さん。
このところ松本さんは大活躍です。
「ばんとう」という本が間もなく今井出版から出ますし、次の執筆も始めておられるようです。
松本さんと、明治以降のたたらのお話や、大原安綱のお話なんかをしました。
伯耆の刀鍛冶である安綱は、童子切などの国宝を作ったことで有名です。
銘安綱は季節君の考えでは、世に知られているものが9本あるのかなと思うのですが、そのうちの一本、大神山神社所蔵の銘安綱が来月から米子市美術館で記念展示となります。
門外不出の名刀(もうすでに、門から外に出ていますが)を見る機会ですので皆さんおいでください。
たぶん9月の4日くらいから25日くらいまでですが、詳しくは調べてから行ってください。
間違っていても季節君は責任を取りません。
ほかの作者の刀も4本くらい展示されるようです。
伯耆には、日南町、日野町、伯耆町、日下、倉吉市と安綱伝説が多くあります。
何せ、大原鍛冶は25人の名が残っていますし、安綱も4代続いたと考えられています。
当時の刀鍛冶はトップシークレット。企業秘密の塊です。だから本当の安綱のことは、わかりません。
安綱伝説について、太平記、源平盛衰記、平治物語、伯耆民談記などを見ても矛盾が多く正確な事はわからぬままですが、どこの地域の伝説もwin&winになるようにしましょうねと、お客様からご指摘があり、もっともだと一同が納得いたしました。


と言うことで無事、講演会は終わりました。
会場出口には6時間用の駐車チェッカー。
もしや。。。。。
季節君は一般用の2時間チェッカーを利用したので、100円余分に駐車料を採られてしまいました。

(。ノ_・。)ウッ・・

絵巻物解読

たたらの楽校で、たたら絵巻物の解説が行われました。

たたらの楽校夏休み講座でございます。

根雨楽舎には所狭しと並べられた絵巻物。
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江戸時代後期の絵巻物のレプリカです。
広島県の加計隅屋の仕事の様子が絵巻物。
それを解説していただきました。
最初に会長がご挨拶。
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広島の加計とはどのようなところかと説明していただきました。
季節君も一度講演に行ったことがあるので、なじみがあります。
地図で見ると近いのですが、車で走ると結構遠いです。
加計の友達は元気かなと思ってしまいました。
絵巻の展示は、一度限り。もう終わりです。
こんなところで意地悪をしてみました。(笑)
でも季節君の頭にはしっかりと、きれいな絵が刻まれているのでした。


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