野原先生からの贈り物

伯耆国たたら顕彰会では、野原健一先生にたびたびご講演をいただいたりして、大変お世話になっています。
この春、野原先生ご自身から蔵書を寄贈したいとお話がありました。

私たちも願ってもないお話に沸き立ちました。

そして、このところ、頂いた本を整理しているところです。
沢山の段ボール箱を整理して、(いやいや、整理したのは本の方です)たたら関連、鍛冶関連、地域の歴史、産業史などに分類しました。
IMGP0138


将来的には日野町図書館に野原文庫を作れるかなと思ったりもしています。

たたら関連書物には季節君も読んだことのない本もあり、大変興味をそそられます。
思わず手にとって、ぱらぱらとめくってみますが、読み始めると止まらなくなり作業が遅れるので、今日は我慢。
IMGP0142


故影山先生の貴重な著書もあって、感激しました。
IMGP0140

近いうちに皆さんにもご覧いただけるようにしたいとは思っています。

新型コロナウイルスで、イベントはできなくなり、活動の自粛が続いています。そんな中、伯耆のたたら関連イベントはゆっくりと動き始めています。
どこまで話せるのか、まだ未定の部分は多いです。

9月25~10月11日まで、日南町美術館で『古伯耆物の系譜』という展示会が企画されています。
大神山神社の 銘安綱
春日大社の 無銘古伯耆
美濃守藤原朝臣寿格
などの伯耆刀の展示会です。
私の聞いたところでは、刀剣が10振りと印賀鋼、刀剣制作工具などの関連品が展示されるようです。

伯耆国たたら顕彰会が開いた第1回フォーラムに野原健一先生をお招きして講演していただきました。その後もたたらサミットなどの重要な場面ではおいでいただいていたのですが、野原先生から書籍の寄贈を受けました。
その数、約300冊。
これを、いま類別整理しています。
コロナ騒動のため、みんなで集まって整理しにくい状況ではありますが、できるだけ早い時期に公表したいと思っています。できれば『野原文庫』のような形にして。

米子で、たたらの実演をする計画がまとまりつつあります。日野町でもたたらを実演できそうな感じであります。
昔の人は、こうして鉄を作っていたのだよという、理論と雰囲気を知っていただきたいと思います。鉄づくりはモノづくりの原点ですから。

日野町では歴史遺物の保存と活用を検討する委員会が開催されることになりました。日野町には都合山や近藤家住宅などのたたら関連遺物がありますから、その利活用と保存についても話し合われることになると思います。

こうして地道に静かに事は動いています。

新型コロナウイルスの影響

全国の皆さんも、コロナウイルスで苦労をしておいでのことと思います。
お見舞い申し上げます。
根雨の町も閑散としておりまして、人や猫や犬の往来もなくなっており、たまにイノシシやサイが走り抜けるくらいのこととなっております(笑)
IMGP0093


たたら顕彰会も対応に苦慮しておりまして、昨日、幹部のみが集まりまして方針を決定いたしました。

人の移動や密集を避けるため、たたらの楽校はしばらくお休みとなります。
地域に出かけて行って、遺跡やたたらに関する聞き取りの会も自粛することになりました。
ふいご祭りなどのイベントは、時間があるため様子見となります。

総会は一堂に会することはせずに、書面決議にさせていただきます。

たたら通信の発行は準備中です。
記事の依頼をしましたところ、皆さん 暇に飽かせて たくさんの原稿を書いてくださり、書面が大幅にオーバーしてしまいました。このままでいけば9ページを超える特大版になりそうです。

夏休み講座やフォーラムをインターネット配信で開くことができないだろうかというアイデアが投げかけられています。機材の問題もあったりするのですが、まずは技術的なことについて研究してみることになりました。

なんにせよ、世の中は大変なことになっています。
鳥取は田舎であることが幸いして、感染者が極端に少ない。鳥取県西部では県境を越えた人がわずかに一人感染したという状態。人もウイルスもまばらなようです。
静かなのんびりしたふるさとです。これくらいはいいこともあっていいのではないでしょうか。


このページのトップヘ

見出し画像
×